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お醤油NGって本当?恵方巻の正しい食べ方!

節分が近くなると、最近では豆に並んで大々的に売り出され、最近では学校行事にも取り入れられている恵方巻ですが、知名度が上がれば上がるだけ、『醤油を付けちゃダメ?』『目を瞑らなきゃダメ?』などの細かい疑問も聞かれるようになりました。

そんな恵方巻の食べ方ですが、あなたは正しい方法を知っていますか?

折角食べるのであれば、御利益にあやかりたいですよね。

今回はそんな恵方巻の正しい食べ方をご紹介します。

恵方巻を食べるルール

恵方巻のルールとして、以下の四つが必ず言われます。

  1. 食べる前から食べ終えるまで一貫してお願い事を思い浮かべる(人には教えてはいけない)
  2. その年の恵方(歳徳神というその年の福徳を司る神様がいる方向)を向いて食べる事
  3. 食べる際には喋らない事
  4. 一気に食べてしまう事

以上の四つが基本的なルールです。この四つを守り、全て食べ終える事が出来ると、歳徳神から福徳を恵んで貰う事が出来、お願い事が叶うというものです。

なので、途中で水を飲んだりする事も、味変をさせる事も避けて、黙って恵方を向いて食べるようにしなければなりません。

目を瞑る人も最近では増えているのですが、目を瞑る事は特にルールには含まれていません

どちらかと言うと、家族や恋人、学校で黙って皆で同じ方向で恵方を食べるというある意味シュールな光景に笑ってしまい、ルールを破ってしまわないようにという自衛行為という意味合いが強いようです。

2016年の歳徳神のいる方角

2016年の歳徳神の居る方角は、ずばり丙申・南南東です!

なので、今年恵方巻にチャレンジする方は、ぜひ南南東の方角を向いて行うようにしてくださいね。

一気に食べなければいけないルールだけど…

ここで気になって来るのが、『醤油をつけて良いか』という問題です。

実は恵方巻の具材にも意味があり、縁起の良い七福神を由来とし、一般的に具は七種類に設定されています。

具材の指定は特になく、年齢や食べやすさを考えて七種類の具を組み合わせるようにとされているので、そこに新たな醤油を加えても良いのか…?という疑問です。

よく考えてみると、一気に食べてしまわなければならない場合、途中で口を離して断面に醤油をつける事は不可能ですよね。それに加え、小さな子供や歯の弱いご高齢の方には、一気に太巻きを食べる自体非常に厳しい事です。

その事も考慮した上で、最近では『願いを叶える為に一気に食べる儀式は、食べやすい長さの恵方巻で済ませ、残りは切り分けた恵方巻を好きな様に食べる』という思案も生まれています。

恵方巻は流石に助六寿司程に切り分けてしまうとお願い事をする場合には余り好ましくはありませんが、長さの指定はありませんので助六寿司よりも多少長くしたものであれば十分にお願い事に効果があると考えられています。

なので、お願い事をする時には醤油を付ける事は好ましくない(難しい)ので、お願い事をする場合は上記のルールを守り、喋らず恵方の方向を向いて最後まで一気に食べ、切り分けていた分は好きに食べるようにすると二度楽しめますよね。

終わりに

恵方巻は非常に美味しいですし、縁起物でもあるので、儀式が嫌いであったり、儀式でゆっくり味わえなかったという人は、ぜひ切り分けて自分の好きな味でゆっくり味わって食べてみてくださいね。