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天ぷらとスイカの食べ合わせが悪いというのは本当なのか?

夏の時期に天ぷらを食べた後のデザートとしてスイカを食べるという機会も少なくありません。

でも、よく「天ぷらとスイカは食べ合わせが悪いから食べない方がいい」ともよく言われますが、実際のところはどうなのでしょうか?

なぜ、天ぷらとスイカの食べ合わせが悪いのかということについて詳しくご紹介していきます。

食べ合わせとは

食べ合わせという言葉を使うことがありますが、その意味合いをしっかりとわかっていることは少ないです。

そもそも食べ合わせとはどういう意味なのでしょうか?

私たちが普段食べている食べ物は様々ありますが、それぞれの食材には異なる栄養素が含まれています。

ご飯やパンなどは炭水化物と呼ばれ私たちの生きていくうえでのエネルギーになったり、お肉や魚などに含まれるたんぱく質は筋肉や血をつくるのに欠かせない栄養素なのです。

つまり、生きていく上で、ひとつの食材だけを食べるのではなく様々な食材に含まれる栄養素を食べ合わせることで摂取していくことが大切なのです。

例えば、丈夫な骨を作るのに欠かせないカルシウムは単独では吸収率があまりよくないのでその吸収率を高めてくれるビタミンDと食べ合わせるなどして栄養の吸収率を高めてくれる食べ合わせの組み合わせもあります。

一方で、食べ合わせ方次第では悪い作用をもたらすこともあるのです。

だからこそ、よく「食べ合わせには注意しよう」とよく言われるのです。

天ぷらとスイカの食べ合わせが悪い理由

悪い食べ合わせの例としてよく言われるのが『天ぷらとスイカ』です。

でも、何故天ぷらとスイカの食べ合わせが悪いと言われてしまうのでしょうか?

天ぷらは、衣をつけて油で揚げて作ります。

この油というのは、体の中で消化できにくいものです。

そのため、胃の中に天ぷらが入ってくると普通の食べ物よりも多くの胃液を使って消化するのです。

一方スイカは、水分を多く含む食べ物です。

水分の多いスイカが胃の中に入ると、胃液が薄まってしまい天ぷらの消化がされにくくなってしまうのです。

水分の多いスイカは、天ぷらの消化に必要な胃酸を薄めてしまい消化しにくくなってしまうことが、天ぷらとスイカの食べ合わせが悪いと言われる理由なのです。

また、天ぷらを食べる前でも後でも天ぷらの消化に関わるため同じ食事の中ではなるべく一緒に食べないようにしてください。

スイカに限らずウリ科の食べ物との食べ合わせ

天ぷらとスイカの食べ合わせが悪い理由についてご紹介しましたが、スイカだけではなくウリ科の食べ物との食べ合わせも悪いのでしょうか?

理由でご紹介した通り、スイカの水分が胃酸を薄めてしまうことが悪い原因ですので、水分量の多いウリ科の食べ物は天ぷらとの食べ合わせが悪いと思ってください。

したがって、スイカだけではなく、きゅうりやメロンも天ぷらの消化を悪くさせてしまうため、注意が必要です。

また、天ぷらだけではなくフライなども天ぷら同様に油をたくさん使用する食べ物です。

つまり、揚げ物全般とウリ科の食べ合わせが悪いと認識しておくようにしましょう。

まとめ

消化という点では、天ぷらとスイカの食べ合わせは悪いです。

ですが、スイカには脂質の吸収を抑制してくれる働きもあるため、絶対にスイカが悪いかというとそうではなく良い面もあるということは覚えておいてください。

天ぷらとスイカの食べ合わせは消化において悪い影響を与えるため、胃腸の弱い人は特に注意をするようにしてください。