夏から秋にうつりかわる季節。
朝と夜が急に寒くなりますが、そんな時に食べたくなるのが「おでん」。
おでんといえば、家族で鍋を囲みながら食べるものでしたが、近年はどんなコンビニでも扱っているほどで、クオリティも高いからこそ一人暮らしの人もよく食べるものになりました。
おでんはダイエットにいい、などとも言われますがその具材の食べ合わせ方によっては満腹感を得られるけどカロリーを抑えることができる食事にもすることが出来るんです。
そんなおでんの具材をカロリーの低い順にランキングにしてみました。
おでんのカロリーが低いランキング
コンビニによって具材の大きさなども違うので、カロリーが多少前後しますがその具材の最小カロリーを第10位までのランキングです。
- 第1位:昆布 1~8kcal
- 第2位:こんにゃく 4~9kcal
- 第3位:白滝 5~6kcal
- 第4位:大根 9~14kcal
- 第5位:牛すじ串 24~60kcal
- 第6位:はんぺん 36~53kcal
- 第7位:つみれ 50~71kcal
- 第8位:ごぼう巻き 57~67kcal
- 第9位:焼きちくわ 60~62kcal
- 第10位:さつま揚げ 69~95kcal
昆布やこんにゃくはカロリーは10kcalにもなりません。おでんで人気の大根もやはりとてもカロリーが少ないですよね。
それ以降はやはり練り物系がカロリーが低いことがわかります。
ちなみに、おでんで人気のたまごは87kcalぐらいですよ。
おでんのカロリーを考えるときには、具材だけではなくつゆのカロリーも考えた方がいいです。おでんの汁は、その地域によって多少味付けが変わるのでカロリーも前後しますが、おでんのつゆのカロリーは大体20~30kcal(100mlあたり)なので、比較的カロリーは低いと思います。
ただ、おでんのつゆには結構な塩分が含まれているので出来れば、コンビニで買った際の出汁を全部飲むというのはあまりオススメ出来ません。
おでんを一人前食べると?
カロリーのランキングはご紹介しましたが、いくらカロリーを気にしているからと言って、昆布に白滝にこんにゃくじゃちょっと味気ないですよね。
平均的におでんの一人前はどれくらいのカロリーになるのでしょうか?
例えば、コンビニで一人前(大体400~500gぐらい)のおでんを以下の品目で選んでみたとします。
- こんにゃく
- 大根
- たまご
- がんもどき
- はんぺん
- ちくわ
- 牛すじ
この7品で大体カロリーが350kcalぐらいになります。
これだけ食べれば正直お腹いっぱい、女性であればご飯がなくても大丈夫なぐらいだと思います。1食350kcalならかなりヘルシーですよね!
栄養バランスから見たおでんの組み合わせ
おでんはその食べる人によっても選ぶ具材が変わりますよね。
ヘルシーなこんにゃくや大根が好きな人もいれば、練り物ばかり食べてしまう人も。
おでんは具材を選ぶのが自由な分、栄養バンスを意識しないとバランスが崩れてしまうことがあります。
栄養バランス面から見た時、どういった組み合わせがいいのでしょうか?
おでんで組み合わせに入れたい食材はまず練り物系です。練り物系は、おでんの中でもタンパク質になり、牛すじやつくねなどお肉よりもお魚から出来ている練り物系は良質な脂に加え、練り物系に使われる青魚にはEPAやDHAなど体に必要な栄養分が含まれています。
次に、大豆製品。つまり、がんもや厚揚げです。大豆製品には、ご存知の通り大豆イソフラボンが含まれていてホルモンバランスを整えるのに加えたい栄養です。
また、昆布やこんにゃく、大根には豊富な食物繊維が含まれています。腸内環境を整えてくれるからこそ、おでんでは必ず選ぶようにしましょう。
そしてじゃがいも。意外と思われるかもしれませんが、じゃがいもには豊富なビタミンCが含まれています。おでんの具材の中でも唯一ビタミンCの宝庫だからこそ、おでんに加えたいものです。
これらをまとめて、おでんの具材を選ぶとすると、以下の7品目がバランスのいいおでんになります。
- はんぺん
- つみれ
- がんも
- じゃがいも
- こんにゃく
- 大根
- 野菜さつまあげ
ただし、おでんではビタミンAをどうしても摂ることが出来ないため、おでんを食べるときにはほうれん草のおひたしや水菜のサラダなどを加えるとよりバランスのとれた食事にすることができます。
まとめ
おでんはヘルシーなだけではなく、具材の選び方を注意すれば栄養のバランスをとることもできる素晴らしい料理です。
コンビニで手軽に食べることが出来るものだからこそ、ダイエット・健康というためにもぜひともこの冬はおでんを食べてみてくださいね。