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納豆の食べ方 正しいマナー あなたは身につけてますか!?

普段、納豆を食べるときは、どのように食べていますか?

タレを先に入れてから混ぜる方、ごはんに直接のせて食べる方、ネバネバがたくさん出るまでいっぱいかき混ぜる方などその方法は、人や家庭によって様々です。

納豆のベストな食べ方を知る機会は少なく、どの方法が正しい食べ方なのか、食事のマナーとしての良い納豆の食べ方等を知らない方がほとんどではないでしょうか。

外国人の方に教えてあげることになった時や、友人や大切な方との食事の席で、納豆と食べることになった時に、ネバネバした納豆を美しく綺麗に食べることができたら、とっても素敵ですよね。

そこで、今日は、食のマナーについて知りたい方のために納豆の美味しくそして、美しく食べるための正しい納豆の食べ方についてリサーチしたことをご紹介します。

納豆を美味しく食べるための方法

まずは、納豆を美味しく食べるために推奨されている納豆の食べ方についてご紹介します。

納豆を常温に戻す

納豆菌は、冷たい状態だと活動が弱まっているので納豆菌の活発な状態にします

そうすることで、ビタミンKも増え栄養効果も高まります。

※ビタミンK(K2)納豆は発酵食品の最近から合成されるビタミンです。歯や骨を丈夫にする働きがあり、骨粗しょう症の予防にもつながります。

パックから中のフィルムをとる

様々な方法が紹介されていますが、蓋が付いていないタイプの納豆は、フィルムの上から中心部分にお箸をさして、くるくると回し箸を抜くとキレイに取ることができます。

また、蓋が付いているタイプは、ミシン目から蓋を外し、フィルムの隅を持って蓋を閉めた状態でスライドさせながら、引き抜くとキレイに取ることもできます。

ちなみに、このフィルムは、大豆の表面の湿度を保ち、乾燥を防ぐためについています。

納豆を混ぜる

農林水産省食総合研究所や味の博士研究所の実験結果によると、もっとも美味しい納豆になるための混ぜる回数は、約400回だという結果がでました。

栄養価的には回数の影響は受けないのでお好みの回数混ぜていただいても構いませんが、おすすめは100回以上

混ぜるときは右回りか左回りのどちらか一方向で混ぜましょう。400回混ぜるには、3分くらい混ぜる必要があります。

頑張れる方はぜひチャレンジしてみてください。

タレや薬味を入れる

タレは、混ぜている途中に数回に分けて入れたほうが旨みが増すそうです。

しかし、納豆の旨みをある程度引き出した上でタレを混ぜる方がより美味しくなります。

薬味をいれるときは、最後に混ぜましょう。

おすすめのトッピングはねぎ、しらす、のり、卵黄です。個人的には梅干もおすすめですよ。

納豆のかき混ぜ方について

今まで、周りの人以上に納豆をたくさんかき混ぜることが恥ずかしいと思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそのやり方が一番美味しく食べることができる方法だったのです。

実験結果から、アミノ酸と旨味成分の最大値が400回だったということが判明し、納豆の美味しさはアミノ酸の一種であるグルタミン酸で、たくさんかき混ぜることによってグルタミン酸が分離し、広がることで、さらに旨みを引き出してくれるということも同時に分かってきました。

女性の場合は、ネバネバと糸を引く納豆を人前で食べることが恥ずかしいと思う方もいるかもしれませんが、細かな納豆を食べる作法はないようので、上品に食べるよう心がければ十分だと思います。

参考 納豆は何回混ぜるのがベスト?味覚センサーが出した正解は……味博士の研究所
ポイント

たくさんかき混ぜるのが正しい食べ方。アミノ酸と旨味成分がさらにUP!

納豆をアツアツの白いご飯にのせて食べるのはOK?

たっぷり混ぜて旨みがアップした納豆をごはんにのせて食べたくなりますよね。

しかし、納豆に含まれる栄養成分の「ナットウキナーゼ」と「ムチン」は、熱に弱いため70度以上の温度に触れると効果がなくなってしまいます。

二つの栄養素を吸収するためには、人肌程度まで冷めた状態のご飯にのせて食べたほうがベターです。

アツアツのご飯にのせて食べたい方は、このことを理解した上で食べる分には問題ないですが、栄養素を十分に摂取したいときには、あつあつのご飯にせるのは我慢しましょう。

ナットウキナーゼ

納豆に含まれる酵素で血栓を溶かし、血液をサラサラにする効果があるので、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞を予防する効果が期待できる成分です。

大豆が発酵して生成されるので、大豆そのものや他の発酵していない大豆製品には含まれていません。

ムチン

ネバネバした食材に多く含まれている糖タンパク質のことですムチンは、胃の粘膜を保護したり、たんぱく質の酵素を分解する酵素を含んでいます。

また、疲労回復や免疫力のアップや腎機能、肝機能を高める効果、ドライアイを予防する効果などが期待されています。

ポイント

あつあつのご飯に納豆をのせると失われる栄養素があるのでNG!

納豆を食べる時に気をつけたい食べ方のマナーとは

綺麗なかき混ぜ方としては、素早く軽快に混ぜると綺麗な作法に見えますよ。

また、食べるときは、音を立てずに、納豆の粘りを切るようにお箸にのせて器をもって食べると綺麗な食べ方になります。

できれば、自宅でも納豆を食べるときは深めの小鉢に入れて食べるほうが盛りつけも美しくなります。

ポイント
  • お皿をもって素早く軽快にたくさん混ぜる
  • 食べるときは、音を立てずに糸を切るようにしてお箸にのせて食べる
  • 納豆をお皿に移し替えて食べる

最後に

納豆のみならず、食事のマナーは、正しい姿勢で、お箸の取り上げ方からスタートします。

カジュアルな場では、さほど気にすることはないかと思いますが、お友達や恋人、義両親のご自宅に行った時に納豆が出てきて、上品に食べることができたら、品がよく見えます。

また、せっかく食べるなら美味しくそして美しく食べたいですよね。

ぜひ、今回の食のマナーを意識しつつ、納豆の食べ方を覚えて納豆の美味しさを最大限に生かした食べ方にチャレンジしてくださいね。