特別な日や自分へのご褒美として食べたいステーキ。
レストランなどへ行くと「焼き加減はどうなさいますか?」なんて聞かれますよね。
レアやミディアム、ウェルダンなどの焼き加減はよく耳にするもので、おそらく焼き加減を聞かれた時にはそのように答えるのがほとんどです。
ですが、実はステーキの焼き加減にはもっとたくさん種類があるんです。
ステーキの焼き加減について詳しくご紹介していきます。
ステーキの焼き加減は10種類もある!
レア、ミディアム、ウェルダンの3種類しかないと思っていた、ステーキの焼き加減。
ですが、ステーキの焼き加減は実は10段階に分かれています。
日本ではあまりメジャーではないですが、お肉を良く食べる海外ではみんな知っていることです。
10段階の焼き加減は、
- ロー
- ブルー
- ブルーレア
- レア
- ミディアムレア
- ミディアム
- ミディアムウェル
- ウェル
- ウェルダン
- ベリーウェルダン
の10段階です。
それぞれの特徴は、次で詳しくご紹介します。
10種類の焼き加減の特徴
ローからはじまりベリーウェルダンまでの10段階の焼き加減。
それぞれどんな特徴があるのでしょうか?
まず、ローですが、完全に生の状態をいいます、ステーキでこれを頼むことはほとんどないですが、知っておくと便利です。
次にブルー。ブルーは、限りなく生に近い状態で、片面または両面を数十秒焼いたぐらいの焼き加減です。日本の牛のたたきに似ていると思うとイメージしやすいと思います。
ブルーレアは、ブルーとレアの中間ぐらいの焼き加減です。ブルーよりも火は入りますが、中が冷たくないという状態になるかならないかの焼き加減です。
レアはご存知の通り、表面のみを焼くけれど中は余熱で冷たくないように火が通っている状態です。
ミディアムレアは、レアとミディアムの中間。全体に色が変わるか変わらないかの状態。
ミディアムは、ステーキを切ると全体に色が変わっているけれど、肉汁は生に近い状態です。
そして、ミディアムウェルはウェルとミディアムの中間で、よく焼くまではいかないけれど肉汁は生に近い状態が残っている焼き加減です。
ウェルは、よく焼いた状態なので全体ももちろん肉汁も焼いた時の肉汁になっています。
ウェルダンは、さらによく焼いた状態です。
そして、ベリーウェルダンは完全に肉に火を通して、肉汁が出ない状態にする焼き加減です。
お肉の種類によって焼き加減はかえる?
せっかくステーキを食べるなら、最大限においしさを楽しみたいものです。
よりステーキを楽しむためには、そのお肉の種類によって焼き加減をかえることがオススメです。
まずステーキと言えばサーロインというぐらい、好まれるサーロインステーキですが、サーロインステーキの特徴は霜降りが多いところですね。
霜降りを楽しむためにおすすめなのが、レア~ミディアムレアです。肉が固くなりすぎず、それでいて肉汁を楽しむことが出来るのでレア~ミディアムレアにしてみましょう。
また、脂肪が少なく女性やお年寄りに人気の高いフィレステーキは、ミディアムレア~ミディアムがおすすめです。肉汁を堪能することが出来ますし、フィレ肉の柔らかさも味わうことができます。
また、リブロ―スは、サーロイン同様に霜降りが入りやすい部位なのでサーロイン同様にレア~ミディアムレアがオススメです。
まとめ
ステーキの焼き加減はなんと10段階もあります。
ぜひ10段階の中から自分が好きな焼き加減を知っておくと、レストランなどでの注文も自信をもってできますよ。
また、お肉の種類によっても焼き加減をかえることで、脂やお肉の柔らかさなどをよりおいしく楽しむことが出来るので、ぜひ試してみてくださいね。