お母さんの料理のひとつとして、卵焼きをあげる人は多いですよね。
それぐらい、卵焼きは自分の家の味があるものです。
そして、その味付けも、家庭や地域によっても違うもので甘い卵焼き、しょっぱい卵焼きなど味がかなり違うものなのです。
世間の人はどんな味付けの卵焼きを好む人が多いのでしょうか?
また、地域によってどんな違いがあるのでしょうか?
世間の人はどんな卵焼きが好き?
甘い卵焼き、しょっぱい卵焼きとありますが、あなたはどっちの卵焼きが好きですか?
もちろんこれに関しては、終わらない論争のようなものでそれぞれで味の好き嫌いが分かれると思います。
ちなみに、私はどちらかというと甘みが強い卵焼きが好きです。大学に入学した時、色々な地方からきている友人たちとあーでもないこーでもない卵焼きの話をしたのを今でも覚えています。
でも、世間の人の一般的な味の好みとしては、どちらの味を好む人が多いのでしょうか?
実際あるアンケートにおいて、しょっぱいのが好きな人33パーセント、甘いのが好きな人22パーセントというような結果も出ています。
ほぼ均衡してはいますが、若干しょっぱい味付けが好きな人が多いんですね。
確かに、お弁当などに入っている卵焼きはしょっぱい傾向が強いですよね。
地方による違いは?
しょっぱいや甘い味付けの違いは家庭によっても違いますが、日本でみると実は地域によって違うんです。
東京を中心とする関東の卵焼きは甘いものが多いです。
これは、そもそも東京の食文化である江戸前寿司にあうものとして甘い味付けの卵焼きが好まれたということがルーツだといわれています。
一方で関西地方では、醤油や塩で味付けをする卵焼きが基本で、砂糖をいれるということはほとんどないようです。
そして京都では、出汁を使った出汁巻き卵が主流とされています。
ちなみに中間の名古屋あたりでは、しょっぱさと甘みを兼ね備えた中間の味付けの卵焼きのようです。
卵焼きに具を入れて楽しむ
卵焼きの味付けが甘いしょっぱいはありますが、卵焼きに具を入れるという楽しみ方もありますよね。
お弁当の定番でもある卵焼きだからこそ、具をいれることで彩がアップします。
ではどんな具を入れるのがおすすめなのでしょうか?
スタンダードな具としては、サクラエビです。
卵をとく時に一緒にサクラエビを混ぜて焼くだけなのでとっても簡単です。サクラエビの風味も出るので、香ばしい卵焼きの味付けを楽しむことが出来ますし、ピンクがポイントになって可愛いですよ。
ねぎやにんじんなど野菜をみじん切りにして入れる卵焼きもおすすめです。
彩が華やかになるので、特にお弁当などには最適です。
また、子供が好きな具入り卵焼きが、ベーコンチーズです。
卵焼きの一番最初の巻きの時にベーコンとチーズを入れて巻きます。それ以降は通常通り巻けば、ベーコンチーズが入ったちょっと洋風の卵焼きが出来ますよ。
まとめ
卵焼きは地域や家庭によって味付けは様々。
そして、その味付けの好き嫌いも様々です。
逆にその味付けの違いを楽しんでみるというのも面白いかもしれませんね。
卵焼きひとつですが、うんちくとして知っておくと話のタネになりますよ。