ウニはお寿司でも人気の高い高級ネタですよね。
ウニの中でも特に高級なのは加工されていない、生のウニです。
生ウニは鮮度を保つのが難しいからこそ、高級なんですね。
生ウニはなかなか食べられない分、最近塩水ウニというものに注目が集まっています。
では、塩水ウニとは一体どういうものなのでしょうか?
生ウニと塩水ウニの違い
生ウニは、すでにご紹介の通り、採れたそのままの状態のウニのことです。
ただ、生ウニは水分量が多いため、どうしても運ぶ時に型崩れしまうことが多いのです。
そのため、板ウニという形がよくとられています。
ウニが板についている物ってスーパーやお寿司屋さんなんかでよく目にしますよね。まさにあれが板ウニです。
板ウニは、生ウニではありますが、ミョウバンというものを加えてウニが型崩れしない様にされています。
ミョウバンは生ウニ本来の味を変えてしまう物のため、ウニが苦手という人はこのミョウバンの味を苦手としていることも多いのです。
一方塩水ウニも、板ウニ同様に鮮度を保ちながら生ウニと食べるためのひとつの方法です。
塩水は海の塩分濃度と同じ状態にし、その中にウニを入れて保存するという方法です。
板ウニの様にミョウバンを使うこともなく、海と同じ濃度の塩水につけるだけなので生ウニ本来の味わいを楽しめるということで、最近塩水ウニに注目が集まっているのです。
食べ方のポイント
それでは塩水ウニはどのよウニして食べたらよいのでしょうか?
そのまま食べてしまっては海の塩分濃度に浸かっているので、とてもしょっぱい状態となっています。
ですので、まずは塩水を切っていきます。この際にキッチンペーパーなどで水分をとってあげると、ウニから余分な水分が出るのでウニの本来の味わいを楽しむことが出来ますよ。
しかし、塩水を切ってしまったら、鮮度はみるみるうちに落ちていくので開けたらすぐに食べるのがオススメです。
美味しい食べ方
せっかくの塩水ウニですから、美味しく食べたい!ところですよね!
塩水ウニですが、上記の手順を踏むことで生のウニに限りなく近い味になりますので、生ウニで食べるときと同様に食べるのがオススメです。
したがって、ご飯の上にそのまま塩水ウニをかけて食べるウニ丼や、酢飯と混ぜてちらし寿司にするなどはどうでしょうか。
もちろん、ただそのままの味を堪能するという贅沢の仕方もできますよ。
実際に、板ウニだと食べられなかったけど塩水ウニを食べたらウニへの印象が変わったという人も多くおり、生ウニに近いウニ本来の味を楽しめるのが塩水ウニの魅力です。
まとめ
塩水ウニは、採れたてのウニをそのまま型崩れしない様に海と同じ濃度の塩水につけているものです。
塩水をしっかりと水切りすれば、採れたてのウニの味を楽しむことが出来ます。
ミョウバンも使用されていないので、今までウニが苦手だったという人でも食べられるよウニなることも多いです。
ぜひ、一度試してみてくださいね。