納豆といえば健康にいい食べ物で有名ですよね。その中でもいろいろと種類がありますが、どの納豆が好みでしょうか。
私は食べやすいひきわり納豆が好きなんですが、ひきわり納豆と普通の納豆の違いって知ってますか?
でも、実は見た目だけではなく、作り方や栄養面でもと違いがあるんです!
今日はその違いを見ていきましょう!
作り方の違い
何となく普通の納豆を刻んだのがひきわり納豆?なんて思っている人もいるかもしれませんが、実は製造工程がまず違うんです!
まず、普通の納豆は、大豆をそのまま水に浸し、圧力鍋で蒸してから納豆菌をかけ、発酵させていきます。
それに対して、ひきわり納豆は大豆を煎り、すり鉢やミキサーで砕き、それを水に浸し、圧力鍋で蒸して納豆菌をかけ発酵させます。
この様に実は発酵して、納豆になってからみじん切りしているわけではなかったのです。
栄養面での違い
製造方法が異なるとなってくると、両者は納豆でありながら、微妙に栄養面が異なってくるのではないでしょうか。
この両者の違いを見ていきます。
まず、ひきわり納豆は納豆より細かくしてあるため、食べやすく消化によくなっているのが特徴です。しかし、細かくすることによって大豆の皮の部分が無くなってしまっているので、一般の納豆よりも食物繊維は少なめになっています。
また、動脈硬化に有効なポリミアンという成分も少なくなってしまっています。
しかし、その代わりカルシウム強化に効果のあるビタミンK2はひきわり納豆の方が多く含まれています。
以上の様に、ひきわり納豆と納豆では栄養面で大きな違いがあるというのが真相です!ですので、納豆として細かくなっているひきわりが好きや粒がの方が好きというのもありますが、自分がどのような健康効果に期待をしているかで食べる方を決めるのもいいかもしれませんね!
栄養面の違いから生じる健康効果の違い
同じ大豆を原料としながらも製造工程が違う事によって、生まれる栄養面の違いが私たちに与える健康効果について見ていきます。
まず、納豆に含まれる食物繊維は便秘の改善に効果があり、動脈硬化に有効なポリミアンが含まれているので、動脈硬化の予防にもなります。
また、ポリミアンは加齢とともに体内から減ってしまうので、納豆を食べ摂取することによって、若さを保つ効果もあります。
それに対して、ひきわり納豆は消化がよく、栄養を吸収しやすくなっているので、栄養を効果的に摂取することができます。
そして、カルシウムを強化する効果のあるビタミンK2があるので、骨粗しょう症の予防につながります。それに加えて、ビタミンK2には傷の治りや出血を抑える効果もあります。
このように納豆には私たちにとって、嬉しい健康効果があると言われていますので、自分の求める効果のある方を選んで食べるのもいいですね。ですが、どちらを食べるにしても継続して食べるようにしなければ健康効果が得られないので注意が必要です。
毎朝のご飯と一緒になど、なるべく毎日食べるよう心がけましょう。
まとめ
ひきわり納豆と納豆、実は同じ工程を経て作られていると思っていたけれど、違った!なんて方もいたのではないでしょうか。
そして、その工程によって生まれる栄養面での違いが私たちにもたらす健康効果も異なります。
美味しいだけではなく、健康効果もある納豆を生活の中に積極的に取り入れていきたいですね!