近年、結婚が晩婚化したことで出産する人の年齢も高くなってきています。
もちろんそれが悪いことではないですが、やはり年齢が高くなってから妊娠はしにくくなるとされています。
そのため、最近では「妊活」というものが注目されていますよね。
不妊の女性が意識して行っていることが多いですが、その妊活のひとつとしてアーモンドが良いとされています。
アーモンドがどうして、不妊に効果があるのか見ていくことにしましょう。
アーモンドの不妊効果
不妊に効果があるとされているアーモンドですが、その効果としてはまず、血行を促進させる効果があるとされています。
女性にとって冷えは大敵とよく言いますが、実際にその通りで体が冷えているということは骨盤内も冷えていますので、子宮の活動なども悪くなってしまう事に繋がってしまいます。
その冷えをアーモンドの血行促進効果によって、改善することが不妊治療に効果的というわけなのです。
続いての効果はアンチエイジング作用です。
アーモンドには高い抗酸化作用があります。
抗酸化作用というのは、細胞を老けさせないようにしてくれるものです。
これは美容面でよく取り上げられがちですが、不妊にとってもアンチエイジングは大切で、子宮や卵巣、卵子なども老化することが妊娠しにくくなる要因となっています。
その細胞の老化対策として、不妊に効果があるとされています。
そして、アーモンドは妊娠に欠かせない黄体ホルモンの原料にもなります。
黄体ホルモンが十分に体内で作りだされなければ、妊娠しにくくなってしまいますが、アーモンドによって黄体ホルモンの原料を取り入れることが出来るのです。
不妊に効果があるアーモンドの成分
アーモンドが不妊にとってどのように効果があるのかということは紹介してきた通りなのですが、アーモンドのどんな成分が不妊に良いとされているのか見ていくことにしましょう。
不妊に効果があるとされている成分はビタミンEで、これが血行促進・アンチエイジング・黄体ホルモンの原料とすべてに効果的なのです。
ビタミンEを摂取するとなると、アーモンド以外にはうなぎや鮭、アボカド、かぼちゃ、玄米などに多いとされていますが、気軽に食べられるわけではないですよね。
そういうこともあって、アーモンドが人気なのです。
食べ過ぎには要注意!
アーモンドは気軽に食べられるということもある上、美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいがちの人もいませんか?
ですが、ビタミンEは脂溶性のビタミンなので、食べ過ぎると太ってしまうことも!
1日に食べるアーモンドの適量は23粒。23粒食べれば、1日に必要な8mgのビタミンEを摂取することができますよ。
まとめ
妊活のひとつにアーモンドを食べることがあります。
アーモンドには、妊娠するのに必要な血行促進やアンチエイジング、黄体ホルモンの原料となるビタミンEが豊富に含まれています。
1日23粒も食べれば、必要なビタミンEを摂取することが出来るので、妊活中の方にとってピッタリのおやつにもなりますね。
ただし、食べ過ぎは肥満につながるので食べる量には注意してください。