牡蠣は、牡蠣フライにしたり焼いて食べたりなど食べ方は色々ありますが、牡蠣が好きな人の多くは、生牡蠣が好きという人は多いですよね?
とはいえ、生牡蠣っていつでも食べられるものではなく、安全でかつおいしく食べられる時期がいつなのかというのは、生牡蠣好きとしては知っておきたいですよね。
生牡蠣の旬の時期について詳しくご紹介していきましょう。
この記事を流し読み
生牡蠣の旬
生牡蠣を美味しく食べられる旬の時期は1年の中でも限られた時期だけです。
牡蠣には、岩牡蠣と真牡蠣という2種類があり、それぞれの旬が違います。
夏に旬がくるのは、岩牡蠣で生牡蠣として美味しく食べられるのは、6~8月の時期です。
そして、冬に旬がくるのが真牡蠣で生牡蠣として食べられるのは、11月~2月の時期です。
牡蠣の種類によって、その旬が違うので1年で2回生牡蠣を美味しく食べられるタイミングがあるのです。
まずはこの部分がポイントですよ!
産地別の旬
夏が旬の岩牡蠣ですが、基本的に岩牡蠣は日本海側で採られます。
その中でも特に有名な産地は、石川県と秋田県です。
どちらにしてもやはり美味しく食べられるのは6~8月の夏の時期ということを覚えておきましょう。
真牡蠣で有名なのは、広島県と宮城県です。
広島県が全国生産量1位、宮城県が2位ということで牡蠣の産地としてとても有名です。
真牡蠣なので、冬が旬なことには変わりないですが、その中でも特に美味しいという時期が少し違います。
広島の真牡蠣は、特に年明けの1~2月が美味しいと言われており、牡蠣の中のグリコーゲンと旨みが最大限に蓄えられている時期なのがこの1~2月なのです。
一方、宮城県の真牡蠣は11月~2月の時期ならば、特にこの時期というのはなく美味しく食べられるのが特徴です。
広島産の牡蠣の方が大ぶりですが、宮城産の牡蠣は小粒でも味が凝縮されているのが特徴です。
岩牡蠣、真牡蠣の違い
では、岩牡蠣と真牡蠣ではどんな違いがあるんでしょうか?
産地の違いと旬の時期というところも違いますが、そもそも岩牡蠣は海女さんの手で採られますが、真牡蠣は養殖が基本です。
そのため、岩牡蠣の方が貴重だともされていて、市場価格もかなり違います。
また見た目としても、岩牡蠣はかなり厚い殻に覆われていて、大きさも真牡蠣の3倍ほどあるというのも見分け方のひとつですね。
産地によって味の違いはありますが、岩牡蠣はクリーミーな味わいが特徴ですが真牡蠣は濃厚な味が特徴です。
まとめ
牡蠣を生で美味しく食べられるのは、夏の6~8月と冬の11月~2月の時期です。
ですが、それぞれで食べることが出来る牡蠣の種類はそれぞれ違うので、夏と冬の味わいの違いを楽しんでください。
ただし、牡蠣を生で食べる場合にはどうしても食中毒の危険があるので、食べる際には牡蠣の内臓を取るなどして食中毒には十分に注意して食べるようにしましょうね。