カレーのお供に欠かせないのが、福神漬けですよね。
カレーを作ろうかな、食べようかなという時にスーパーで手軽に手に入りますが、福神漬けの色が茶色のものと赤色のものがあるのを気になったことありませんか?
某カレーチェーン店の席に常備されている福神漬けは茶色ですが、スーパーなどで売られているものは赤いものが多いです。
本来の福神漬けは何色なのでしょうか?
本来の福神漬けの色は
本来の福神漬けの色は、茶色とされています。
福神漬けは明治時代にご飯のお供としてそもそも作られたもので、ダイコンやレンコンなどの野菜をしょうゆやだし、砂糖や酢などに漬けて食べていたものなのです。
これが昭和になって、カレーが一般的に食べられるようになると「やまう株式会社」というところがカレー専用として福神漬けを販売したことから、カレーと一緒に福神漬けを食べるようになったのです。
CMなどで福神漬けをPRしたい時に茶色だとカレーに映えないということで、着色料で色をつけたのが赤い福神漬けです。
茶色と赤い福神漬け 味の違いは?
茶色い福神漬けは野菜を調味料につけた本来の色ですが、赤い福神漬けは着色料で色付けされたものです。
この違いは着色料をつけたかどうかの違いなので、味にはほとんど違いはありません。
ただ、「カレー用」として売られている福神漬けは酸味をあえて強くして、カレーに合うようにしているので、少し赤く着色されている方が酸味があるかもしれません。
気になる方は食べ比べてみるのもいいかもしれませんね。
真っ赤な福神漬けは健康に悪影響!?
茶色い本来の福神漬けの場合には、特に健康面で問題はありません。
問題なのは、真っ赤な色のついて福神漬けです。
赤い福神漬けには、着色料が使われており、合成着色料といわれるものが使われています。
この合成着色料はタール色素というものから作られていて、他国では使用禁止されているほど実は危険なものです。
その理由としては、発がん性やお腹の子供が奇形になる可能性があるとされているからです。
実際、他国で禁止されているタール色素から作られている着色料は発がん性の問題から禁止されているのです。
着色料は、ずっときれいな色を保ち続けるという見た目の面で使われてしまうことが多いですが、体には危険なものだからこそ選ぶのであれば茶色い本来の福神漬けがおすすめです。
ちなみに、福神漬けは自宅でも手軽に作ることが出来るので、カレーの際には手作りしてみるのもひとつですよ。
まとめ
福神漬けには、茶色いものと赤いものがあります。
本来の福神漬けは茶色いものが正解で、着色料なども使われていないことから健康面でもおすすめです。
一方、スーパーなどで売られている真っ赤な福神漬けはいつまできれいな赤色を保ちますが、健康面ではあまりおすすめはできませんよ。
この違いを知ったうえで、福神漬けを選んでみてくださいね。