サラダにトマトを良く使う人は多いのではないでしょうか。
真っ赤な色合いが食欲をそそりますよね。
そんなトマトですが、うっかり冷蔵庫に入れていることを忘れてしまって、ぶよぶよになっちゃった…なんてことありませんか?
これじゃ食べられないかな…なんて思いますよね。
そこで、ぶよぶよになったトマトは食べられるのか?という疑問の答えを紹介したいと思います。
冷蔵庫で保存した場合のトマトの賞味期限
まずは冷蔵庫で保存した場合のトマトの賞味期限から紹介します。
お店で売っているトマトの場合、少し青い状態で売っていることもありますよね。
その場合赤くなるまでは常温で2~3日保存しておくと赤くなります。赤くなったら冷蔵庫に入れて保存しましょう。
赤いトマトの賞味期限はおよそ一週間、7日程度です。
しかし、傷やへこみのあるトマトは賞味期限が1~2日と短くなっていますので、優先的に食べるようにしましょう。
また、一度に全部食べきれなくて切って保存することもありますよね。そういう場合は切り口にしっかりとラップを密着させて保存容器に入れて保存しましょう。
切ったトマトは意外と保存がきいて4~5日は持ちます。
ちなみに保存する際には必ずビニール袋に入れて口をしっかり縛りましょう。
トマトはエチレンガスを出す性質があり、他の野菜を早く熟させる作用があります。
そうなると、他の野菜は腐りやすくなってしまいますので、必ずエチレンガスが触れないよう密閉しましょう。
ぶよぶよになってしまうのはトマトが完熟したから?
トマトがぶよぶよになってしまうというのはどういう状態なんでしょうか。
ぶよぶよになってしまったトマトは完熟状態のトマトといえます。ですので、食べても問題はありません。
しかし、完熟トマトは少し実が柔らかくなってしまっているので生食には少し向いていないかもしれません。
ちなみにぶよぶよになっている状態は完熟状態としましたが、
- カビが生えている
- 異臭がする、においが変
- 触るとべとべとしており、ぬるっとしている、触れないほどやわらかい
- 汁が出ている
このような状態のものは腐っている可能性が高いので食べない方がいいですよ。
ぶよぶよした完熟トマトは加熱するとおいしい
ぶよぶよになってしまった完熟トマトはどうするとおいしく食べられるのでしょうか。
完熟トマトは加熱するととてもおいしく食べることができます。
一般的にはトマトソースにしたり、ハヤシライスやミネストローネなどの煮込み料理に使ったりします。
チーズ焼きやビザなどにのせて焼くのも美味しいですよ。
完熟したトマトは、元々の酸味と完熟したことによる甘みが加熱することによって、水分が飛ばされ凝縮されるのでとても旨味があります。
甘みをよく感じるので子供でも食べやすい味になりますので、完熟トマトになったらぜひとも加熱して料理してみることをおすすめします。
トマトの栄養、加熱するとどうなる?上手な調理法とオススメの食べ方まとめ
ぶよぶよしたトマトが完熟トマトとして食べられるもので安心しましたね。
加熱に向いているとしましたが、まだ硬さのある状態の少しぶよぶよしているかなぁ…という状態で切ることが困難でなければ生食もできますので、サラダに使っても問題はありませんよ。
また、完熟したトマトは栄養素がもっとも高い数値をしており、健康に良いとされているリコピンや旨味成分のグルタミン酸は完熟状態が一番高いですよ。
なので、しっかりとした状態で食べるのもいいですが、完熟状態で食べるのもいいかもしれませんね。