子供も大人も好きな料理のひとつに、「唐揚げ」があると思います。
おかずにしてもおいしいし、お酒の席にもつきものですよね。
ジューシーなお肉が衣をまとってカリッとした唐揚げは、おいしいからこそついつい食べ過ぎてしまうことも。
でも、唐揚げってどれくらいカロリーがあるものなのでしょうか?
唐揚げ1個あたりのカロリー
それでは、まず唐揚げ1個あたりのカロリーはどれくらいのものなのでしょうか?
唐揚げには基本的に、鶏もも肉・小麦粉(片栗粉)・油・しょうゆのカロリーが含まれます。
唐揚げ1個あたり大体30グラムぐらいなので、カロリーは70kcalほどです。
そんなものかと思われがちですが唐揚げ1個で下手するとおにぎり1個分ぐらいのカロリーになってしまうからこそ、唐揚げは高カロリーな食べ物なのです。
ちなみに、100グラム(およそ3個ほど)になるとカロリーは290kcalになりますよ。
部位によるカロリーの違い
唐揚げの定番は鶏もも肉ですが、鶏肉の様々な部位を使って唐揚げを作ることができますよね。
部位によって唐揚げのカロリーは変わるものなのでしょうか?
唐揚げを100グラム作った時のカロリーで比較していきましょう。
- 鶏もも肉(皮あり):316kcal
- 鶏もも肉(皮なし):201kcal
- 鶏むね肉(皮あり):254kcal
- 鶏むね肉(皮なし):171kcal
- ささみ:168kcal
- 手羽:274kcal
やはり、脂のある鶏もも肉がダントツでカロリーが高いですが、皮をつけるかどうかでかなりカロリーが違います。
手羽は皮も脂もついているためにどうしてもカロリーが高くなってしまいます。
カロリーを気にするのであれば、脂の少ないささみや鶏むね肉(皮なし)がカロリーが低いので、そういった部位の唐揚げを食べるのがいいかもしれません。
揚げない唐揚げのカロリー
近年ノンフライヤーやスチームオーブンなどを使用して揚げ物をヘルシーに作れるようになりました。
また、ちょっと前にはレンジで唐揚げを作れるなんて粉も流行りましたよね。
そういった油で揚げない唐揚げはカロリーがどれくらい変わるものなのでしょうか?
まず、ノンフライヤーの場合。
ノンフライヤーでは油のカロリー分をカットできるため、100グラム290kcalの唐揚げであれば約90kcalほどのカロリーがカットが出来ます。
つまり、ノンフライヤーで鶏もも肉の唐揚げを作ると100グラムなんと200kcalと1/3ほどのカロリーをカットすることができるのです。
スチームオーブンも同様なので、100グラムあたりの唐揚げのカロリーは200~230kcalほどになります。
レンジでチンするだけで作れる唐揚げは、昭和産業株式会社から発売されている「レンジでチンするから揚げ粉」シリーズで計算をしてみます。
味が色々とありますが、スタンダードなものだと唐揚げのカロリーは100グラムあたりなんと192kcalとかなりのカロリーダウンになります。
この粉の魅力は、ただ鶏もも肉をカットして粉をまぶしてチンするだけ。
とても手軽という点も魅力的ですね。
油を使わないで揚げる方法だと、油分のカロリーをカットできるので、100kcalぐらいはカロリーダウンできるといえます。
まとめ
唐揚げ1個あたりのカロリーは約70kcal。
おいしい唐揚げだからこそ、たくさん食べてしまいがちですがカロリーを考えると食べ過ぎは肥満につながります。
ヘルシーに唐揚げを食べるのであれば、鶏むね肉(皮なし)やささみの部位を使ったり、油で揚げない方法で調理したりなど工夫してみてくださいね。