手軽に食べられるので、朝食に人気の食パン。
でも寝坊して食べ損ねたり、なんだか食欲がなかったりして朝食を抜いてしまい食べ切れずに余ってしまう事ってありますよね。
賞味期限内に食べ切れず捨ててしまうのは勿体ないのだけど、でもどうしても消費しきれなさそうと食パンの消費に頭を悩ませている方、大丈夫ですよ!
食パンは「冷凍保存」が可能です!冷凍保存で、食パンが傷んでいくのをストップさせることができます。
しかい、気になるのは冷凍保存したあとの食パンの賞味期限ですよね。
いったいどのくらい賞味期限はのびるのでしょうか?
今回は食パンの常温保存での賞味期限や冷凍したときどのくらい賞味期限がのびるのか、冷凍した食パンを美味しく食べるポイントなどをご紹介していきます。
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買ってきた食パン、常温保存での賞味期限はどのくらい?
まずは常温保存での食パンの賞味期限から見ていきましょう!
- 夏場の場合:2日~3日
- 冬場の場合:3日~4日
ご覧の通り季節によって、賞味期限の長さがが違います。
それというのも気温が低く、乾燥している冬場は食パンが傷みにくいため、長めの賞味期限が設定されているのですが、梅雨~夏場の湿度が高く気温が高い状態では、冬場よりも短い賞味期限が設定されています。
市販のものは品質保持のために保存料が添加されていますが、パン屋さんや手作りしたパンは保存料が無添加のため、すぐに劣化しカビが生えてしまいます。
手作りのパンは賞味期限が「本日中」の表示になっているところも少なくありません。
全体的に見ても、食パンは賞味期限の長い食べものとは言えません。
食べない分はすぐに冷凍してしまった方がよさそうですが、冷凍するとどのくらい賞味期限を延ばすことができるのでしょうか?
冷凍するとどれだけ賞味期限は伸びる?
冷凍した食パンの賞味期限はなんと「2週間」です。
夏場の場合2日ぐらいしか賞味期限がもたないものが、冷凍することにより14日間も保存することが出来るのです!
手作りの食パンや、夏場のパンはすぐに冷凍した方が食パンの劣化をすぐに防ぐことができますね。
でも、気になるのは冷凍した食パンの「味」ですよね。
こんなに賞味期限がのびて長くなるという事は、食パンのおいしさはどうなってしまうのでしょう?
冷凍することによって味は落ちてしまう?
冷凍保存の方法が間違っていると食パンの味が落ちてしまいます!
ラップに包んで、冷凍庫にポイ、と入れるだけでは食パンの表面が冷凍焼け(水分が抜けてカチカチになってしまうこと)してしまい、14日間に賞味期限が伸びるといってもとても美味しく食べることはできません。
そして、食パンは「1斤(きん)」で売られていることが多いのですがこの1斤丸ごと冷凍庫に入れてしまうと、食パンの1枚1枚がくっついてしまい、解凍するのが大変で味落ちの原因となってしまいます。
正しい冷凍保存の方法で食パンを冷凍すると、味落ちもなく、買ってきた時と同様に美味しく食べることができます。
食パンを冷凍保存する際の正しい手順と方法は
- 食パン1枚1枚をそれぞれラップかアルミホイルに包む
- 包んだものをフリーザーバッグ(ジップロックなどの袋タイプのもの)に
- 入れる
- しっかりと空気をぬいて冷凍庫に入れる
- ご自宅にあれば)アルミ製のトレーに入れてより低い温度で冷凍保存する
食パンを丁寧に包んで、保存袋に入れて冷凍することで、冷凍焼けや冷凍庫のにおい移りを防ぎ、おいしいまま保存することができます。
食パンの冷凍保存方法を詳しく紹介した動画がありましたのでご参考にされてください。
保存方法がわかったところで、冷凍食パンをよりおいしく食べるポイントなどを見ていきましょう!
冷凍したものを食べる際のポイント
食パンはパン自体が薄いため、自然解凍しなくてもすぐに焼くことができます。
おいしく食べるポイントは「高温で焼く」。高温で加熱することにより、サクサクの食感になります。
パンを焼く方法はいろいろありますが、いちばんおススメは「トースター」です。
余熱なしでもさっと温度があがり、全体にまんべんなく熱が通るため焼きムラもなく短時間で焼きあがります。
しっとりもっちりした食感を好む方は霧吹きなどで食パンの表面を軽く湿らせてから焼くとよいでしょう。
冷凍した食パンを自然解凍のみで焼かずに食べると、あまり美味しくないため、私個人的にはあまりお勧めしません。
まとめ
食パンを美味しく長く食べるためには「冷凍保存」が有効です。
ですが、間違った方法で冷凍保存すると、美味しくなかったり、パサついていたりします。
冷凍するときは「丁寧に包んで、できるだけ低い温度で保存」冷凍食パンを食べる時は「高温のトースターで焼く」と覚えておくと、常に美味しい食パンを食べることができますね!
是非、食パンを食べ切れないなと思ったときは冷凍保存、試してみてくださいね!