贈答品などでもよく登場するそうめん。
これから暑くなる季節には、食卓で大活躍してくれる食材のひとつです。
「頂き物としていろんな方からいただいて、家にそうめんが大量にある……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなそうめんですが、いざ食べるときに、一人前の量がわからなくて大量にゆですぎたり、余ったそうめんをおいしく食べきれなくて困ったりした経験はありませんか?
そうめん一束のグラム数・一人前のグラム数とともに、余ったそうめんのおいしいアレンジ方法をご紹介します。
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一般的にそうめんは一人前何グラム程度?
そうめんの一人前の量は、一般的には100gとされています。
そばやうどん、パスタなどの他の麺類も、乾麺は一束100gのものが多く、乾麺の一人前の量はおおむね100gであるとされているようです。
ただし、たくさん食べる男性や成長期のお子さん、少食の女性やお年寄りなど、人によってもちょうどよい量は異なります。
小さなお子さんや少食で軽く食べたい方などは半分の50g、普通の一人前では物足りない方は200gなど、その時の食欲などに合わせて量も調整してください。
食べ方によっては変わらない?
そうめんの食べ方によっても、一人前の量は変わってきます。
そうめんをメインで食べるときには一人前100gでちょうどよくても、そうめんの他にメインのおかずを用意していれば、100gでは多いときもあります。
例えば、そうめんを温かいつゆで食べるにゅうめんの場合は、麺の他に野菜やお肉など様々な具材を一緒に食べるため、そうめんは一人前50~75g程度でよいでしょう。
そうめん一束は何グラム?
そうめんの一束は、一般的には50gのものが多くなっています。
ただし、メーカーによっては一束80gや100gのものもあります。
「そうめんの一人前は2束だから、今日は4人前で8束茹でよう!」とはりきって茹でると、使ったそうめんの一束が実は80gで、大量のそうめんが余ってしまったなんていう事態になりかねません。
そうめんを茹でるときには、必ず使うそうめんの一束が何グラムになっているかを確認してから茹でてください。
用意したそうめんが残ってしまったら、どう保存する?
茹でたそうめんが余ってしまったときには、そうめんをフタ付きの密閉容器などにいれ冷蔵庫で保存しましょう。
そうめんは時間が経つと、そうめん同士がべったりとひとかたまりにくっついてしまいます。
しかし、そうめんの水分をよく切っておくことで、くっつきにくくなります。
水分をしっかり切ってもやはり少しはくっついてしまいますが、食べるときに流水にあてたりめんつゆをかけたりしながらほぐすと、キレイにほぐれてくれます。
また、保存するときにオリーブオイルやごま油など、食用油を絡めておくのもおすすめです。
そうめんがほぐれやすく、保存後もおいしくいただけます。
食べ残してしまったそうめんのアレンジ
食べ残してしまって保存しておいたそうめんは、普通通りめんつゆと一緒に食べるのももちろん良いですが、せっかくなら少しアレンジを加えて飽きずにおいしくいただきたいですよね。
そんなときに手軽でおすすめなのが、「サラダそうめん」です。
家にある野菜をトッピングして、お好みのドレッシングで和えるだけでOKです。
また、少し変わったアレンジ方法としては、「そうめんのチヂミ風焼き」があります。
そうめんをチヂミのように焼くことで、食事のおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりな料理になります。
それぞれの基本のレシピをご紹介します。お好みにあわせて使う具材を少し変えてみるなどして、そうめんのオリジナルのおいしい食べ方を見つけてみてくださいね。
さっぱり栄養補給!サラダそうめん
<材料(1人前)>
- そうめん(茹でたもの)200g
- ツナ缶 40g
- 水菜 30g
- ミニトマト 4個
- 黄色パプリカ 1/4個
- ドレッシング(和風かイタリアンがおすすめ) 30ml
<手順>
- 保存しておいたそうめんを軽くほぐしてお皿に盛っておく。
- 野菜を洗い、水菜は3~4cm幅、ミニトマトは1/2、黄色パプリカは細切りにし、そうめんの上にトッピングする。
- ツナ缶を軽くほぐし、そうめん、野菜の上に散らす。
- ドレッシングを全体に回しかける。
お好みでそうめんにオリーブオイルを絡めたり、仕上げにレモン汁を加えても、よりさっぱりとおいしくいただけます。
トッピングする具材をオクラ+納豆+かつお節に変えて、和風にするのもおすすめです。
チヂミ風
<材料(2人前)>
- そうめん(茹でたもの)100g
- 卵 1個
- 小麦粉 80g
- 水 100ml
- 塩こしょう 少々
- にんじん 1/4本
- 青ネギ 20g
- ごま油 大さじ1
- ポン酢 適量
<手順>
- にんじんをせん切りにし、レンジで2分ほど加熱する。青ネギは小口切りにする。
- 卵、小麦粉、水、塩こしょうをボールにいれ、ダマの残らないように混ぜる。
- そうめんを一口大に刻み、にんじん、青ネギとともに2のボールにいれて全体を混ぜる。
- フライパンにごま油をいれて熱し、生地を流し入れて焦げ目がつくまで焼く。片面が焼けたら裏返し、同様に焼く。
- 焼き上がったら適当な大きさに切り分け、ポン酢をつけて食べる。
こちらの具材も、お好みで変えてみてください。
キムチ+チーズをいれて、韓国風にするのもおすすめです。
まとめ
そうめんの一人前の分量と、余ってしまったときの保存方法・アレンジ方法についてご紹介しました。
ご紹介したレシピを参考に、オリジナルのそうめんレシピを見つけてみてください。
これからの暑い季節に大活躍のそうめんを、飽きずにおいしくいただきましょう。