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エリンギは冷凍すると食感が変わる? おいしく冷凍する方法と調理方法について

私たちの食卓にとって身近な食材のひとつである「エリンギ」。

安くてボリュームがあり、家計にとっても強い味方です。エリンギにはカリウムやビタミンD、食物繊維などが豊富に含まれており、栄養面からみても積極的に食べたい食材のひとつです。

そんなエリンギですが、ご家庭ではどのように保存していますか?

冷蔵保存だと比較的早く品質が低下したり、傷んだりしやすいのが難点でもあり、食感が変わるなんて話も!

そんなときに助かる、エリンギをさらにおいしくする保存方法・調理方法についてご紹介します。

エリンギは冷凍保存出来る?

一年を通してスーパーなどで安く購入することができるエリンギですが、冷蔵保存をしているとすぐにパック内に汗をかいていたり、乾燥してしなしなになっていたりすることはありませんか?

エリンギは乾燥と湿気に弱く、比較的傷みが早い食材です。

しかし、そんなエリンギは冷凍保存をすることが可能です。

冷凍保存をすることで長期保存が可能になり、より手軽に調理に取り入れることができます。

冷凍すると食感が変わるって言うけれど、どんな感じ?

エリンギを冷凍すると、食感が少し変わることがあります。

エリンギは弾力のある食感が特徴ですが、冷凍することによって生の状態よりもやわらかくなる傾向があります。

エリンギを冷凍するときには余分な水分がつかないように注意し、しっかりと空気を抜いて密閉することで、食感の変化を少なくすることができます。

エリンギをどうやって冷凍保存する?

続いて、実際にどうやって冷凍保存したらいいか疑問を一つずつ解消していきましょう。

冷凍する前には洗ってから、冷凍? それともそのまま?

エリンギを冷凍するときに、水で洗ったほうがよいのか、そのままのほうがよいのか迷ったことはありませんか?

一般的にスーパーなどで出回っているきのこは、室内で菌床栽培されたものが多くなっています。

そのため、土汚れなどの付着はないため、水洗いする必要はありません。

むしろ、水洗いすることできのこの風味まで洗い流されてしまうため、水洗いせずにそのまま調理に使用する方がおすすめです。

もし、汚れが気になる場合には、清潔なふきんなどで軽く拭き取るとよいでしょう。

冷凍する前には1度茹でてからがいい?

エリンギは、生のままでも一度茹でてからでも冷凍することができます。

しかし、エリンギを様々な料理に使用することを想定している場合には、加熱せずに生のまま冷凍しておくことがおすすめです。

エリンギを使う料理が決まっている場合には、茹でたり炒めたりして軽く加熱してから冷凍保存するとよいでしょう。

また、あらかじめ加熱・調理までして冷凍しておくこともできます。

石付きは冷凍前に切っておいた方がいい?

エリンギは、冷凍する前に石づきを切っておきましょう。

そうすることで、使用するときに下処理なしでスムーズに使用することができます。

さらに、あらかじめ使いやすい大きさ・形にカットしておくことをおすすめします。

保存するときはジップロックやタッパーなどに入れた方がいい?

下処理を終えたエリンギを冷凍保存するときには、フタ付きの密閉容器や、ジッパー付きの保存袋などにいれて保存しましょう。

エリンギは乾燥と湿気に弱く、密閉されない状態で冷凍すると品質の低下や冷凍障害を起こす可能性が高まります。

そのため、カットしたエリンギをラップでぴったりと包んだ上で、密閉容器にいれて冷凍することがおすすめです。

使いきれない場合の再冷凍はNG

一度冷凍したエリンギを使い切れなかった場合、再冷凍することはおすすめできません。

エリンギに限らず食材全般にいえることですが、一度冷凍して解凍されたものを再度冷凍すると、品質が大きく低下してしまいます。

そのため、冷凍するときにあらかじめ一度で使い切れる量に小分けして冷凍しておきましょう。

小分けしたエリンギをラップで包んで密閉容器などにいれて冷凍保存しておくと、使いたい分だけ取り出して調理することができます。

エリンギの冷凍保存期間

エリンギを冷凍保存した場合には、約1ヶ月が保存の目安となります。

冷蔵保存の場合には長くても1週間程度しか保存できないため、大幅に保存期間をのばすことができます。

エリンギは冷凍してから食べた方が風味が増す!?

「エリンギを冷凍するとおいしくなる」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

実は、この話は本当です。

きのこには、グルタミン酸やアスパラギン酸といった旨味成分となるアミノ酸が含まれています。

特にしいたけに多く含まれているグアニル酸という旨味成分がありますが、エリンギを冷凍することによってこのグアニル酸を増やすことができるのです。

そのため、エリンギを冷凍すると風味・旨味が増しおいしくなるというわけです。

冷凍したエリンギをおいしく食べる方法

冷凍したエリンギを食べるときには、冷凍によって増した旨味を生かす料理がおすすめです。

今回は、冷凍したエリンギを使ったおすすめレシピを1つご紹介します。

簡単!エリンギの旨味あふれる炊き込みごはん

<材料>

  • 米 2合
  • エリンギ(冷凍したもの) 300g
  • 酒 大さじ2
  • 醤油大さじ2
  • みつば 適量

<手順>

  • 米を研いで炊飯器にいれ、エリンギを冷凍された状態のまま米の上に散らします。
  • 酒 大さじ2と醤油大さじ2をいれ、2合の目盛りまで水をいれて炊飯します。
  • 炊きあがったら全体を混ぜ、茶碗に盛り付けてみつばを飾ります。

以上の3ステップで完成です。

他にも、お好みで他のきのこやにんじんなどの野菜を加えてもおいしくいただけます。

また、冷凍したエリンギは煮込み料理やスープ、炒めものなど幅広い料理に活用することができます。

生の状態で作るエリンギ料理もおいしいですが、代わりに旨味の増した冷凍エリンギを使ってみるのもよいかもしれません。

まとめ

エリンギをおいしくいただくための冷凍方法と調理方法についてご紹介しました。

エリンギは、冷凍することによって旨味成分が増し、より一層おいしくすることができます。

また、冷凍保存することによって長期保存も可能になります。

エリンギを購入したら、ぜひ冷凍保存をして日々の献立に取り入れてみてください。