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美味しい食べ頃キウイの見分け方 ポイントは果実の弾力?

キウイはビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれた栄養満点のフルーツです。

なかでもビタミンCはトップクラスで、りんごの6倍、みかんの2倍のビタミンCが含まれていると言われるほどです。

その栄養価から、毎日でも食べたい果物の一つですが、いざ、キウイを購入して食べようと思ったら、まだ、「固かった」、「すっぱかった」という経験はありませんか?

一見、お店で並んでいるキウイはどれも完熟の食べごろで美味しそうに見えますよね。

しかし、中には、追熟が必要なものもあります。

そこで、今日は美味しい食べごろキウイの見分け方と、自宅でできる追熟方法をご紹介します。

食べごろキウイってどんなもの?

見た目では、分かりにくいキウイの食べ頃ですが、キウイを触れることで見分けることができます。

キウイも様々な種類があるため日本全国で最も多く販売されている緑色の果実の「ヘイワード(グリーンキウイ)」と黄色い果肉の甘味の強い「サンゴールド」の見分け方をご紹介します。

ヘイワードの食べ頃

ヘイワード(グリーンキウイ)の特徴は甘みと酸味のバランスがよいところです。

以下の様なポイントに注目して、食べ頃を見分けて下さい。

  1. 皮の色が薄茶色で黒ずんでいない
  2. 果皮全体に産毛がびっしり生えている
  3. 表面に痛みや傷、シワがなくきれいなもの
  4. ふっくらとした楕円形
  5. キウイの頭とお尻をも指で挟むように持ち、軽く押して弾力があるもの

※片手で優しく握った時に弾力を感じた場合も食べごろサインです。

サンゴールドの食べ頃

黄色い果肉のサンゴールドはゼスプリ社が日本人の味覚にあわせて改良した糖度が高く程よい酸味の品種です。

ヘイワードとは食べ頃の見分け方が異なるので、注意が必要です。

  1. 皮の色に黒ずみがなくゴールドのような綺麗な黄色みがかった色
  2. 産毛がほとんどなく、表面に痛みやシワがなくきれいなもの
  3. キウイの頭とお尻をも指で挟むように持ち、軽く押して弾力があるもの

キウイは、収穫する時点では、まだ食べ頃ではなく、収穫直後の果肉は、デンプンの量が多く、白っぽくて固いため、店頭に並ぶまでに追熟することで美味しいキウイになります。

しかし、中には、追熟が完全ではないものも混ざっており、自宅でさらに追熟したほうが良いキウイもあります。

熟した食べ頃のキウイは、糖度もビタミンCもアップします。

キウイが固かった時は自宅で追熟させて美味しくなるまで待ちましょう。

サンゴールドは、店頭に並ぶ時点で追熟が完了しているものが多いので買ってすぐに食べることができます。

ただし、購入後、すぐに食べない時は追熟が進まないようにポリ袋に入れて冷蔵庫に入れてください。

他にキウイは、「香緑」、「さぬきゴールド」、「レインボーレッド」など様々な種類がありますが、いずれの種類も食べ頃の見分け方はだいたい同じです。

キウイの果肉は緑色のキウイと黄色のキウイの二種類の大きく二つの品種に分かれています。

緑色のキウイは酸味と甘さのバランスがよく、黄色いキウイは糖度が高く甘いのが特徴です。

※食べごろキウイの見分け方のサイトがあるのでこちらもぜひチェックしてみてくださいね。

食べ頃ではなかった時の追熟方法

グリーンキウイは、食べ頃をしっかり見極めることが大切ですが、パック入りなどで購入し、固いキウイが入っていた場合は食べ頃になるまで追熟させましょう。

追熟するときは、ポリ袋に入れて常温で保管します。温度は15度~20度の室内が理想です。

温度が足りない時は、暖房や毛布を使って温度を確保すると良いそうです。

また、毎日のように追熟具合をチェックしてください。

りんごやバナナなどのエチレンガスを出す果物と一緒にポリ袋に入れると追熟が進みやすくなるので、早く食べたい方にはおすすめです。

中でも、エチレンガスを多く出す「つがる」、「王林」、「ジョナゴールド」を使うと、2~3日程度で食べ頃になりますよ。

キウイは、栽培半分、追熟半分と言われるほど、追熟具合で美味しさが変わります。

少ないと固くすっぱく、追熟しすぎると柔らかくなりすぎて、美味しさが減少してしまいます。

それほど、追熟はキウイにとって大切なのですね。

キウイのおすすめ購入方法

キウイを購入する時にまとめて購入することもあるかと思います。

その時は食べるタイミングに合わせて、キウイの状態(未熟・完熟)を選んだり、保存方法を変えるとベストタイミングのキウイを食べることができます。

すぐに食べるときは、食べ頃のキウイを選び、すぐに食べない時は少し固めのキウイを購入し自宅で追熟させる。

また、食べ頃のキウイをすぐに食べない時は、冷蔵庫で追熟が進まないようにします。

また、固いまま冷蔵庫に入れておくと長いもので数ヶ月も持つものもあるので、あえて固いキウイを購入して追熟をコントロールするというものひとつの手です。

グリーンキウイは、サンゴールド(ゴールド)キウイに比べ、食物繊維とカルシウム、葉酸、ビタミンAが多く、逆にサンゴールドは、グリーンキウイよりもビタミンC、ビタミンEが多いので取りたい栄養素を意識しながら、どちらの種類を購入するか選ぶのもおすすめです。

ポイント
  • グリーンキウイ⇒ 便秘(食物繊維)、疲れ目(ビタミンA)、肌荒れ、疲労回復・貧血予防(ビタミンC)
  • サンゴールド ⇒ 美肌・疲労回復・貧血予防(ビタミンC)、肩こり・髪のパサつき(ビタミンE)

最後に

キウイは、ビタミンC、食物繊維が豊富で健康維持に欠かせない栄養素を手軽に取ることができる毎日でも食べたいフルーツです。

おすすめの食べ方は、朝食時に半分に切ってスプーンで食べるという一番シンプルな食べ方。

ワンカットでとっても楽ちんです。

また、たんぱく質分解酵素のアクチニジンも含むので消化を助けてくれたり、お肉を柔らかくしてくれる作用もあるので、料理に使うのもおすすめです。

ぜひ、毎日の食事にキウイを取り入れてみてくださいね。