夏が過ぎて肌寒くなるとビールを飲む機会も少なくなりますね。
夫が夏だからと買ってきた缶ビールのセットが秋が深くなっても冷蔵庫の奥に陣取っていて、正直邪魔で仕方ありません。
昨年も同じような事があり賞味期限が過ぎているものが春先まで…このような時は皆さんはどうしてますか?
そこで賞味期限を過ぎてもどのくらいまでなら飲めるのか、また飲む以外に活用法がないかをまとめてみました!
そもそも賞味期限と消費期限の違いは
食品の期限には”賞味”や”消費”とありますがどのように違うのでしょう。
賞味期限は”味”に関してとなんとなくわかりますが、詳しくは味や風味、安全性が製造してから変化しない期限のことです。
消費期限は商品そのものの期限で、過ぎてしまうと腐りだしたりするのでそれまでに消費してくださいねという期限です。
それを踏まえた上で、賞味期限を過ぎても飲めるかを見ていきましょう!
ビールはどのくらいまで飲めるか
賞味期限という事は言い換えれば、味や風味は変わるけどしばらくは大丈夫と言う意味になりますよね。
ビールはどのメーカーさんも製造から9カ月が期限としています。
ビールは賞味期限が過ぎると「酸化」が始まります。
酸化が始まると香味の変化が始まり、製造から1年経つと酸味や雑味などが感じられます。
実はこの変化が賛否両論になっていて、
賞味期限以内に飲む方が美味しいという人達と、期限が過ぎて2~3カ月が一番美味しいという人達がいます。
期限を過ぎるとビールの熟成が進んだという事になるので、熟成酒や古酒が好きな人が後者になるのかな?
缶ビールが私達でも普通に飲めるのは期限が過ぎてから6カ月までで、それ以上だと好みによりけりになります。
中には2年経ったビールを飲んだ人もいて、その人は飲める!との事。チャレンジャーですね~
ちなみに容器によっても酸化速度が違います。ビンは缶より酸化が早く、賞味期限から3カ月までが目処になります。
しかし、メーカーさんとしては製造してからの味や香りこそ私達にに味わって欲しいと思っているので、そこは心に留めておきたいですね。
ビールの活用法
炭酸が抜けたり、余ってしまう時には何かいい活用法はないのでしょうか?
調理に使う
てんぷらの衣にビールを入れると炭酸によりサクッとなったり、専門店のような出来栄えに。
お肉をビールに漬け込むとコクと柔らかさが出てくるので、肉料理や料理酒代わり使うといいですね。
ちなみに我が家では、きゅうりが安売りになった時にビール漬けを作っています。
掃除に使う
ビールのビタミンEやアルコールが油汚れを分解する働きがあるそうで、ガスコンロなどのしつこい油汚れが落ちます。
匂いはしばらくするとなくなり、もしそれでも気になる方は仕上げ拭きをするとOKですよ。
一口メモ
日本で売られているビールとは種類が違うため、ベルギーのビールは熟成させるほど味わいが出るので、消費期限はないそうです!
熟成されたビールのお味はどんな感じなのか気になってしまいますね。