最近は、スーパーで多くの種類の野菜が売られるようになりましたよね。
その中でも、サラダの彩などに使われる紫玉ねぎがあります。
色が紫なので、食卓に添えれば鮮やかになるので、よく自宅で使うという人も多いですよね。
また、お皿に盛ればサラダになるようなサラダミックスセットにもよく紫玉ねぎが使われることが多いです。
普通の玉ねぎと紫玉ねぎには見た目以外で何か違いがあるのでしょうか?
紫玉ねぎだけに含まれる栄養
玉ねぎと紫玉ねぎを比べた時に明らかに違うのがその見た目の色です。
紫玉ねぎはレッドオニオンとも呼ばれ、赤いような紫のような色合いをしているのが特徴です。
実はこの色の違いが栄養の違いになっています。
紫玉ねぎの特徴的な色を出しているのは、アントシアニンと呼ばれる色素成分で、ポリフェノールの一種です。
アントシアニンは、ポリフェノールの中でもかなり強い抗酸化力があり、アンチエイジング効果がある成分です。
代謝を良くしてくれるので、ダイエット効果があるということから、アメリカのシンガーソングライターであるマライア・キャリーが紫色のものばかりを食べるパープルダイエットをしていたのも記憶に新しいはずです。
味の違い
栄養面では違いがあった両者ですが、玉ねぎと紫玉ねぎでは味の違いはあるのでしょうか?
味は普通の玉ねぎよりも紫玉ねぎの方が甘みが強いのが特徴です。
そして、紫玉ねぎの方が辛みも強くないので、生食として食べられることが多く、玉ねぎよりもサラダ向きなのが紫玉ねぎなのです。
実際にスーパーなどで売られているサラダセットなどにも紫玉ねぎが入っていることが多いのは見た目もさることながら、食べやすさにも秘密があったのです。
紫玉ねぎのおすすめの食べ方
紫玉ねぎは甘みが強く、辛みが少ないので普通の玉ねぎと比べて生で食べるのが味わい方のポイントです。
サラダはもちろんのこと、マリネやピクルスなどにするのもオススメです。
辛味が少ない分、水でさらす時間も短縮出来るということで、時間がない時のサラダに向いていたりもします。
サラダにする際も紫玉ねぎの色がポイントになるので、鶏むね肉やささみとただ和えるだけ、きゅうり・ツナと和えるだけなどのシンプルな材料でも見栄えがするサラダが出来ます。
まとめ
玉ねぎと紫玉ねぎを比べた時、紫玉ねぎには紫の色素成分であるアントシアニンが豊富に含まれているという点が大きな違いです。
アントシアニンは抗酸化力が強いため、美容が気になる女性なら食べておきたいですよね。
さらに、玉ねぎよりも甘みが強いので生で食べるにはおすすめの玉ねぎです。
さっと水にさらせばおいしたく食べることが出来るので、普段の食卓にもぜひ使ってみてくださいね。