2月の節分の日に恵方巻きを食べるというのは、全国的に当たり前の習慣になってきましたよね。
お正月も終われば、スーパーやコンビニでは恵方巻きの予約が始まるほど。
節分の日のスーパーの御総菜売り場なんて、売り場の半分以上が恵方巻きじゃないかというほどです。
恵方巻きは色々な具材が入っていて食べ応えがありますが、さすがに恵方巻きだけで晩ご飯を済ませるわけにはいきません。
恵方巻きに合うおかずはどんなものがよいのでしょうか?
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節分の日のおかずの決め方
恵方巻きは、お肉が入っているものもあれば海鮮がたっぷり入っているものまります。
つまり、恵方巻きの具にこれという決まりはないのです。
そうなると困るのが、おかず。
恵方巻きの具材に合わせるとなるとかなり難しくなります。
そこで、おすすめなのが節分の日に食べると良い食べ物をおかずとして食べることです。
恵方巻きも縁起としてやっているものだからこそ、おかずも縁起の良いものにすれば運がもっと良くなりそうですよね。
では次に、縁起の良い食べ物について詳しくご紹介していきます。
縁起の良い食べ物
では具体的にどんな食べ物が縁起が良いとされているのでしょうか?
まずひとつめはお豆腐です。
白いお豆腐は、邪気を祓うとされている食べ物です。
もうあまりお豆腐屋さんは見ないですが、昔は節分になるとお豆腐屋さんでは『立春大吉豆腐』というように売り出されていたものです。
節分の時には、白いまま食べるというのが縁起の良いお豆腐の食べ方になります。
次に、いわしです。
玄関先にもいわしの頭を飾りますが、いわしは焼くとかなりの煙と強烈なにおいから、邪気を祓ってくれるという節分の縁起物です。
そして、こんにゃくも縁起が良い食べ物のひとつです。
こんにゃくは古くから、腸の砂おろしと呼ばれるものでした。
腸の砂おろしというと分かりにくいですが、腸をきれいにしてくれるという意味ですね。
これを節となる節分の日に食べることで、体をきれいにするという意味が込められています。
最後にそばです。
そばには、「細く長く」生きるという長寿の願いはもちろんのこと、昔はそば団子で金粉を集めていたというところから金運の願いも込められている縁起物。
大晦日に食べるイメージが強いですが、節目となる節分の日に食べるのも良いのです。
縁起物を使った恵方巻き献立
献立1 いわしの生姜煮・お豆腐とねぎのお吸い物・こんにゃくのおかか炒り煮
いわしは焼くのが本来ですが、焼くのはなかなか大変なので圧力鍋で煮てしまうのがおすすめ。子供もおいしく食べてくれます。
お豆腐は、白いまま食べられるようにお吸い物に入れて食べられるようにしています。
献立2 けんちんそば・ゆず大根
けんちんうどんならぬけんちんそば。お豆腐やこんにゃくを入れてみましょう。
ただし、恵方巻きがメインになるのでおそばの量は少なめにしましょう。
ゆず大根は箸休めとして献立に加えていますが、ゆず大根でなくても浅漬け系を献立にいれてみましょうね。
献立3 いわしのつみれ汁・こんにゃく入り白和え
ボリュームが足りないように感じるかもしれませんが、いわしのつみれ汁のつみれを多めに入れることで献立にボリュームが出ますよ。
また、こんにゃく入り白和えはにんじんやホウレンソウをプラスすることで彩がきれいになります。
まとめ
主婦を悩ませる恵方巻きの日の献立。
どうせなら恵方巻きと同じように縁起の良い食べ物を使っておかずを作ってみてはどうでしょう?
育ち盛りの子などは恵方巻きでも全然お腹がいっぱいにならない場合も考え、おそばを用意しておくとボリュームの調整が出来ますよ。