ここ数年、全国的に讃岐うどんを食べられるお店が増えていますよね。
安い上にすぐに食べられるということから、サラリーマンからファミリーまで人気になっています。
また、スーパーの売り場などでも讃岐うどんをよく目にすることが増え、讃岐地方でなくても讃岐うどんを気軽に食べられるようになりました。
でもやっぱり、本場は美味しい食べ方を知っています。
讃岐本場に見習ってよりおいしい讃岐うどんの食べ方を詳しくみていきましょう。
讃岐うどんは茹で方も大事!
讃岐うどんのおいしさは、太めでこしがあり、つるっとしたうどんです。
このうどんを食べるには、やはり茹で方も大切なのです。
讃岐うどんを茹でる時、讃岐うどん100グラムに対して水1リットルと覚えておきましょう。
水が十分沸騰したら、うどんを投入します。
うどんを投入してからすぐに茹で時間をスタートさせるのではなく、うどんが上の方に浮いてきたら茹で時間を計測し始めてくださいね。
また、うどんを茹でている時によく起きるのが吹きこぼれ。
この時に水を差してしまいがちですが、水を差してしまうと温度が下がってしまい、美味しくなくなってしまうので、火加減をして吹きこぼれをしないように工夫しましょう。
釜上げの場合は7~10分、冷水でしめたい場合には10~15分ぐらいが茹で時間の目安です。
本場で人気の食べ方
では、讃岐の人たちはどのように讃岐うどんを食べているのでしょうか?
代表的なのは醤油うどんです。
正直、うどんを麺つゆじゃないもので食べるというのは讃岐うどんが広まるまでは知らない食べ方でした。
冷たいうどんに、すだちや大根おろしがトッピングされてその上に醤油をかけて食べるシンプルな食べ方。
うどんが美味しいからこその食べ方ですよね。
また、ぶっかけという冷たいうどんに濃い目の出汁をかけて食べるというスタイルも人気です。
そして、さらに釜揚げという食べ方も讃岐うどんのおいしい食べ方です。
釜揚げうどんは、うどんを茹でた後そのまま火を止めて鍋から直接箸ですくって食べる方法です。
湯切りしないというのが、他県の人から見たら新鮮な感じですが、これもおいしい讃岐うどんの食べ方とされています。
また、茹で上がった温かいうどんに生卵を混ぜて食べる釜玉うどんも人気です。
地元の人はどうやって食べる?
実際に地元の人はどういう食べ方をすることが多いのかを見ていくと、讃岐うどん店では釜上げや釜玉が人気メニューですが、地元では醤油うどんでシンプルに食べることが多いようです。
うどんの味をダイレクトに味わえ、さらにスピーディーに安く食べられるということで醤油うどんがよく食べられるようですよ。
香川県に行った際には、ぜひ醤油うどんを食べてみてくださいね。
まとめ
今や全国的に人気になった讃岐うどん。
世界にも店舗が増えるほど、その味はみんなが大好きな食べ物です。
自宅で食べるときには、茹で方に注意して絶対差し水はしないようにしてくださいね。
また地元の人が楽しむ、醤油うどんという食べ方をぜひ楽しんでみてください。