最近テレビで取り上げられて一世を風靡しているパンケーキと、昔から子供達のおやつとして親しまれてきたホットケーキ。
見た目や調理工程は非常に似通っているのに、何故名前が違うのか疑問に思った事はありませんか?
今回はそんなホットケーキとパンケーキの違いについて紹介していきます。
ホットケーキの原材料
それでは、まずはそれぞれの原材料から確認していきましょう。
ホットケーキの大元であるホットケーキミックスですが、その原材料は小麦粉、砂糖、ぶどう糖、植物油脂、小麦でん粉、食塩、水あめ、ベーキングパウダー、乳化剤、香料、カゼインNa、着色料(MORINAGAホットケーキミックス参照)となっています。
更に、ホットケーキとして焼き上げるには、ホットケーキミックスに加えて卵、砂糖、牛乳(水)、好みでバニラエッセンスなどを加えます。
パンケーキの原材料
次にパンケーキの原材料に移ります。
パンケーキの大元となるパンケーキミックスは、小麦粉、ホエイパウダー(ヨーグルトの上に溜まっている透明な液体を粉末化したもの)、植物油脂、ぶどう糖、水あめ、食塩、ベーキングパウダー、カゼインNa、乳化剤(MORINAGAパンケーキミックス参照)から出来ています。
大きな違いはホエイパウダーが入っているかいないかです。
そして、ホットケーキミックスの方には糖分を含む原材料が多く含まれていますが、対してパンケーキにはそんなに含まれていません。
ですので、パンケーキの方が甘さが控えめになっているのですね。
ホットケーキとパンケーキの違い
二つの大きな違いは、先程も少し触れましたが甘さが関係しています。
ホットケーキの方は、多く糖分を含んでいるので甘くなっています。しかし、パンケーキの方は甘さが控えられていますね、何故かというと、元々パンケーキは野菜などを上に載せたり、挟んだりするのを想定して作られているので甘さが控え目になっていたのです。
ですので、実は両者の食べ方の違いも存在していたのです。
そして、元々パンケーキは海外で食事として食べられていた物が、日本に輸入されてきた時に甘さを含んだホットケーキへと変化した為、海外ではホットケーキもパンケーキであると認識されています。
終わりに
パンケーキとホットケーキの違い、そして何故微妙に味付けが違うのか理解してもらえたと思います。
ですので、ぜひ食べるタイミングによってそれぞれの粉を駆使して味の特徴を活かしたトッピングをして楽しんでくださいね。