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キウイの皮には栄養がいっぱい!? どうやって食べたらいい?

キウイは、ビタミンCが豊富で、1つ食べると一日分のビタミンCが取れると言われるほど、栄養満点のフルーツです。

健康維持に為に召し上がる方やキウイが好きでよく食べるという方もいらっしゃるかと思いますが、どのようにして食べていますか?

シンプルに二つに割って食べたり、ヨーグルトに混ぜて食べるなど、皮を剥いて食べている方がほとんどだと思います。

しかし!実は、キウイは、皮ごと食べることもできるということをご存知でしたか?また、栄養価も高まるというのです。

そこで、今日は、キウイの皮の栄養や皮ごと食べる時の食べ方などについて詳しくご紹介いたします。

キウイの皮の栄養素とその効果

キウイの果肉にはたくさんの栄養が含まれていますが、果肉だけを食べるよりも食物繊維やビタミンE、葉酸、ポリフェノール等が多く含まれていわれています。

食物繊維

水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維をキウイはどちらも含まれており、水溶性の余分なコレステロールを排泄し、糖質の吸収をゆるやかにして血糖値の上昇を防ぐ作用と不溶性の便のカサを増やし、腸の働きを活発して腸内環境を整える作用の二つの効果があります。

ビタミンE

「若返りのビタミン」といわれるビタミンで、強い抗酸化作用があります。

また、末梢神経を広げて血行を良くする効果もあるので、冷え性や肩こりなどの改善効果も期待できます。

葉酸

ビタミンB郡の一種の水溶性ビタミンです。「造血のビタミン」といわれるほど、血液の健康を維持するうえで欠かせない栄養素です。

ビタミンB12と協力をして赤血球を作っています。

妊娠中や授乳中に欠かせない栄養素でもあります。

ポリフェノール

強い抗酸化作用が活性酸素などの有害物質から細胞を守り、老化や生活習慣病などの病気を防ぎます。

また、アンチエイジング効果も期待できます。シミやシワなど紫外線によるダメージなどにも効果的なので、お肌のお手入れに悩む女性にはとくに注目していただきたい栄養素です。

キウイの皮は、果肉だけと比べ、栄養素が約2倍、また、ポリフェノールに至っては果肉の3倍とも言われています。

果肉の栄養素をそれ以上に摂取できるのが皮ごと食べることの最大のメリットです。

ポイント

皮ごと食べると果肉に含まれる栄養素がさらにアップ!

キウイの皮の食べ方

日本では、皮をむいて食べるのがごく当たり前とされていますが、キウイの産地であるニュー次ランドや隣国のオーストラリアでは、皮ごと食べるのが一般的だそうです。

皮ごと食べるなら無農薬が一番おすすめですが、お店で販売されているキウイの多くは農薬を使用していることが多いので、農薬を除去することで安心して皮ごと食べられるようになります。

ゼスプリ社によると、ゼスプリのキウイは、最低限の農薬にとどめているので、軽く水洗いすれば、皮ごと食べることもできるとコメントしています。

その他の海外からの輸入ものの場合、輸送のため農薬を多く使用していることもあるので、その場合は、農薬が心配なキウイに関しては果肉のみを食べたほうが安心かもしれません。

皮ごと食べる場合、農薬の次に気になるのが産毛ですよね。

産毛を取るためには、しっかりたわしなどでこすり取ることで食べやすくなります。

サンゴールドキウイの方がゴールドキウイよりも産毛が少ないので丸ごと食べるときはおすすめです。

ただし、皮は果肉に比べると消化に時間がかかるので、小さい子供や胃腸が弱い方はあまりおすすめできません。

健胃の方であっても、体調に合わせて皮ごと召し上がってくださいね。

ポイント
  • 産地の本場、ニュージーランドでは、皮ごと食べるのが主流
  • 産毛を落とすにはたわしで、しっかりこすり洗い
  • 皮ごと食べるには無農薬が理想的だが、水洗いをすればある程度は取ることができる
  • 消化器官の未熟な幼児や胃腸が弱い方は、避けた方がベター
  • 産毛の少ないサンゴールドキウイが皮ごと食べやすい

皮ごと食べてみた感想と皮ごと美味しく食べる方法

やはり、実際に食べてみないとわからないですよね。

そこで、私自身も皮ごとキウイに挑戦してみました。

薄くスライスしてまず食べたところ、果肉だけのつるんとした喉越しに慣れていたこともあり、果肉を食べ終わっても、皮の繊維が口の中で最後まで残っていました。

そのまま食べるには少々慣れるのに時間がかかりそうだと感じましたが、2回目に食べた時は、抵抗なく美味しく食べることができました。

ポイントは、しっかりと産毛を取ること。産毛が残っていると、喉の粘膜に少し刺激が感じるかもしれません。

また、スムージーにして他の果物や野菜、豆乳、牛乳、ヨーグルトなどと混ぜて飲んだらノド越しもよく、皮の食感を気にすることなく、まるごと食べることができました。

おすすめの食材は、バナナも一緒に入れることです。

すこし、とろみを感じるので、細かくなった皮も食べやすくなります。

また、ドレッシングやジャムも皮ごと使って作るのもおすすめです。

ポイント

まずは、皮ごと薄めにスライスをしてみて試食にトライ!

スムージーなど攪拌するメニューだと皮ごとでも、より抵抗なく食べることができる。

最後に

キウイはビタミン、ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれており、美味しさとその栄養を知れば知るほど私は虜になってしまいました。

これからは、皮ごとキウイにもどんどんチャレンジしていこうと思います。

キウイは一年中、購入することができるため、暑さを感じる頃には、夏バテ予防や水分補給、美肌対策として、冬場は、風邪などの感染症予防のためのビタミンCの補給して、食事にプラスすることで私たちの健康づくりのサポートをしてくれます。

今までキウイの皮まで食べたことがない方、キウイを食べる機会が少なかった方、ぜひ日々の食生活にキウイをプラスしてみてくださいね。