天ぷらや焼き物をする時、あると彩にも味わいにもポイントになるのがししとうですよね。
ちょっとした苦みや辛みがおいしいですが、たまにとびっきり辛いししとうがありますよね。
特にそれが子供などにあたったら嫌いになりかねません。
辛いししとうの見分け方はあるのでしょうか?
また、辛いししとうはどれくらいの確率で入っているのでしょうか?
ししとうが辛い原因
まずどうして辛いししとうが出来てしまうのでしょうか?
ししとうはそもそも唐辛子の仲間です。
そのため、ししとうの遺伝子の中には辛みの遺伝子が組み込まれていますが、その辛みが出にくいのがししとうなのです。
そのししとうが辛くなってしまう原因は、まだはっきりとしたことがわかっていませんが、ししとうに何かしらのストレスがかかった時に辛くなることが多いとされています。
したがって、ししとうが何らかのストレスから自分を守るための防衛行動を起こすことで辛くなっています。
そのため、ししとうが育った環境が暑すぎるや乾燥しているなど何かしらストレスがかかると辛いししとうになってしまうというわけなのです。
どれくらいの確率で辛いししとうが生まれる!?
ししとうはどれくらいの確率で辛いししとうになるのかということですが、平均で10個に1個が辛いものが含まれているとされています。
スーパーなどで売られているししとうは1袋あたり、大体8~10本程度入っていることが多いので1袋に1本あるかないかぐらいの確率です。
辛いししとうの特徴
1袋に1個辛いししとうが入っている可能性が高いですが、辛いししとうの特徴がわかっていれば辛いししとうから回避することができます。
辛いししとうはどのような特徴があるのでしょうか?
さきほど、ストレスがかかったししとうが辛くなるとご紹介しました。
それは見た目にもあらわれます。
ストレスがかかったししとうは、他の物に比べると細いまたは形が曲がっているなど変形が見られます。
また、種が少ないししとうも辛いことが多いので調理して種が少ないものは避けるようにしてくださいね。
まとめ
ししとうが辛くなってしまう理由は、ししとうが成長の段階で何かしらのストレスを受けたことによるもの。
その確率は意外に高く、10個に1個は辛いししとうが含まれているようですよ。
ストレスのかかったししとうは、細い・曲がっているなど他のししとうと比べると変形していることが多いので、見た目的にもわかりやすいですよ。
お子さんがいる家庭で、ししとうを調理する際には、変形しているものは避けてあげれば辛いものにあたらずに済みますよ。