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にんにくの臭い どれくらいの時間でとれる?

皆さん、にんにくはお好きですか?にんにくの入った餃子、もつ鍋、ラーメン、ステーキ、ペペロンチーノ、にんにくの丸焼きも最高ですよね。

あの独特な香りや風味が美味しさを倍増させと食欲をそそります。

にんにくは、様々な食べ物に欠かせない香味野菜といえます。

また、古くからスタミナがつく食べ物として有名です。古代のエジプトでは薬として栽培されていたほど、健康効果も期待できるまさに万能な食材です。

しかし! どうしても気になってしまうのがにんにくの臭い・・・

仕事や学校、デート等の予定がある人にとっては、自分からにんにくの
臭い を放出させてしまうのはちょっと嫌ですよね。

そこで、においを気にせず、にんにく料理を楽しむためににおいの原因や予防方法についてご紹介いたします!

体に残るにんにくの臭いと時間

まず、はじめに1番気になるにんにくの臭いの持続時間についてです。

人がにんにくの臭いを出す時には、2つの方法があり、1つ目は口からの「口臭」、2つ目は成分が体内で吸収され血液によって全身に運ばれ、肺から息と一緒に出たり、皮膚ガスとして放出している「体臭」だそうです。

まさか、全身からにんにくの臭いを放出しているとは夢にも思っていなかった方もいらっしゃるのでは?

調理方法や食べた量、体質により、個人差はありますが、口臭で約3時間、体臭で約16時間臭いが残るといわれています。

もし、にんにくたっぷりのラーメンを食べたとして、昼12時に食べたら、翌日の明け方4時まで、夜8時に食べたら翌日の昼12時まで臭いが残る可能性があるということになります。

にんにくの臭いを気にしている方にとっては、何も対策をしないでたっぷりにんにくを摂取することは、自分からにんにくの臭いがしていること覚悟しないといけないですね。

しかし、にんにくの特性を理解し対策をしておくことで約16時間もの間、臭いを気にしなくても済むのです!

にんにくの臭いのしくみと原因

にんにくの独特な強い香りと辛味は、アリシンという成分によるものです。

ネギ、ニラ、タマネギ、らっきょうなどにも含まれています。どの食材も独特の香りがありますよね。

アリシンには、強い抗酸化作用や殺菌作用があり、免疫力アップ、がん予防、冷え性の改善(血行促進)が期待でき、ビタミンB1に作用して新陳代謝が良くなり、ダイエットや疲労回復の効果も期待できる栄養素です。疲れている時にぜひ食べたい食材です。

また、アリシンの強い香りは、にんにく自身が臭いを放つことで害虫から身を守るために備わっていた防衛システムだったのです。

にんにくのあの臭いは、にんにくが傷つけられたときに発生します。

空気に触れ、酸化することによって臭いが発生するので皮付きのままだと匂いはほとんどしません。

細かく刻めば刻むほど、においが強くなります。刻むことで「アイリン」という酵素と「アリイナーゼ」とい酵素が反応し、「アリシン」に変化することでにおいを発生させています。

また、アリシンは熱に弱いため、加熱時間が長いほど臭いは和らいでいきます

1番にんにくの臭いが残るのは、にんにくのすりおろしをそのまま使用して食べる料理です。

そうやって、考えるとラーメンのにんにくの生のすりおろしのトッピングしたのが最強かもしれません。

同じ量を口にするなら、すりおろし大さじ1杯加えるほうが、にんにくの丸焼きを1片食べるよりもにおいは強いのには驚きですよね!

生にんにくは、アリシンの栄養素を一番多く摂取できますが、殺菌作用としてアリシンの刺激を受け取りやすいため、胃腸の弱い方は、食べすぎには十分、気をつけください。

また、たまねぎなどもサラダなどでそのまま食べたら口の中でにおいが残ってしまったという経験をしたことがありませんか?

それも、アリシンによるものです。生食が一番、持続時間も長いということになるので、くれぐれもすりおろしにんにくにはご注意くださいね。

にんにくのにおいが強くなる調理方法

  • すりおろし > みじん切り > スライス
  • 生     > 加熱

にんにくの臭いを和らげる方法

にんにくの臭いを和らげるためには、食前、食中、食後に3つのケアが大切です。

これによって、臭いの持続時間に大きく影響しますよ。

緑茶、紅茶、烏龍茶をの飲む

お茶に含まれるカテキンに口臭予防効果があります。食前、食中、食後に共通して飲みましょう。

食後に乳製品を食べる

アリシンはたんぱく質を結合しやすいため、牛乳、ヨーグルト、チーズなどを食べると消臭効果が期待できます。夜寝る前でしたら、快眠効果のあるホットミルクもおすすめです。

なるべく早く歯を磨く

口臭を消すためには一番効果的です。食べかすなどについたにんにくの香りを消してくれるかからです。

しかし、「体臭」に関して即効性はないので、「口臭」予防のメインとして。歯磨きができないときは、ガムなどを噛んでください。

皮付きりんごやりんごジュース、青汁

りんごに含まれるポリフェノールが消臭効果があると言われています。

また、青汁は緑茶よりも多くカテキン5倍近く含まれているため効果大です。

加熱したものを食べる

加熱することで、アリシンの成分も和らぐため、しっかり加熱されたにんにくを食べることで生のにんにくを食べた際よりも臭いの持続時間も短くなります。

最後に

にんにくは、私も常備していつも使っている大好きな食材です。にんにく醤油も作って常備しています。

また、濃厚なとんこつラーメンにたっぷりのすりおろしにんにくとすりごまのトッピングの組み合わせは最高です。いつも、臭いを気にしてたら食べれません!

やはり、臭いを気にする時は、たくさんのにんにくを食べない、生の状態に近いものは避ける、食前食後の対策をしっかりすることで、においの持続時間の少しでも短くし、口臭、体臭を回避できます。

もし、うっかりにんにくを食べてしまったら、開き直って、周りに「にんにく食べました!臭いがしたらごめんなさい!」と笑顔でいうことで場の雰囲気も和むかもしれません(笑)

にんにくは、体に毎日摂りたいスタミナ食材です。ぜひ、臭い対策を意識しながらにんにく料理を楽しんで下さい。