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とうもろこしのひげには栄養がある!? どうやって食べたらいいの?

夏になると、スーパーの野菜コーナーなどに並ぶ皮付きのとうもろこし。

甘くてとっても美味しいので老若男女問わず人気のとうもろこしなのですが、皮を剥くときにとうもろこしの「ひげ」ってどうしていますか?

邪魔だからぶちぶちと引き抜いて捨てていませんか?

多くの方は「栄養があるって聞いたことがあるけど、本当にひげなんかに栄養があるの?」「そもそも、ひげなんてどうやったら食べられるの?」と、そんな疑問をお持ちの方も多いともいます。

今回はそんなとうもろこしのひげについて、どんな栄養があるのか、どうやってとうもろこしのひげを食べたらいいのかなどを詳しくご紹介していきたいと思います!

まずは、とうもろこしのひげの栄養から見ていきましょう!

とうもろこしのひげに栄養はある? その特徴は「デトックス」!

とうもろこしのひげにもちゃんと栄養があります!

とうもろこしのひげの栄養として代表的なものがカリウム、アラントイン、クエン酸、フラボノイドなどで、これら効能の特徴として私たちの体の調子を整え、解毒する「デトックス」作用が主な効果です。

そして、体内で補助的な役割を果たす栄養分を多く含んでいます。

代表的な栄養分を抜粋して、詳しくご紹介していきますね!

とうもろこしのひげの栄養とその効果

カリウム

私たちの体の中で水分量の調整をする役割を果たします。

ナトリウム(塩分)とも深く関わりがあり、ナトリウムを摂り過ぎてしまった際排出する効果があるので、血液中のナトリウム濃度を常に一定に保つ効果があります。

カリウムの働きでむくみや高血圧を予防する効果があります。

アラントイン

聞きなれない栄養素ですが、植物が新陳代謝をする際に生成される成分で、ケガをしてしまったときの傷口の早期回復、炎症を抑える効果があり、肌荒れ予防、美白効果などがあります。

クエン酸

梅干しやレモンなどに含まれるあの「酸っぱい成分」を想像しがちですが、サツマイモやトウモロコシのひげにも含まれており、ミネラルの吸収を助ける働きがあり、疲労回復に効果があります。

フラボノイド

ポリフェノールの一種で、私たちの体の老い(酸化)を抑制する効果があります。

そのほかにも免疫力を高める効果や高血圧を予防する効果などがあります。

この他にも、とうもろこしのひげは腎臓系の病気を防ぐ効果や、血糖値を下げる効果、便秘を解消する効果などがあると言われており、沢山のミネラルやビタミンを少しずつ含んでいるため、もぎ取って捨ててしまうことはとても勿体無い事なのです!

では、ひげの栄養を損なうことなく上手に摂るにはどんな食べ方が良いのでしょうか?

ポイントを見ていきましょう!

とうもろこしのひげの栄養を最大限に活かす!調理ポイント

不要な水は使わない、使うならスープで!

とうもろこしの栄養は水溶性(水に溶けだす成分)が多いので、茹でたりしてしまうとゆで汁に栄養分が流れ出してしまいます。

ですから、調理の際は茹でずにそのまま切って調理するか、揚げる、蒸すなどの調理法がベストです。

スープなどにすることで、水に溶け出た栄養成分を摂ることができるので、水分を使う際はスープがオススメです。

「お茶」にする

昔からとうもろこしのひげは食用に使われるよりも、乾かして煎じて飲む「ひげ茶」として飲まれてきた歴史があります。

中国では「南蛮毛」と呼ばれ、漢方として昔から煎じて飲まれていました。

煎じることで、とうもろこしのひげに含まれる栄養成分が溶け出したものをお茶として飲むことで栄養分を損なうことなく頂くことができます。

この調理ポイントをふまえたレシピがありましたのでご紹介しておきますね!

とうもろこしの「ひげ」おすすめレシピ

とうもろこしの天ぷら夏野菜天

参考 とうもろこしの天ぷら〜夏野菜天〜COOKPAD

子供のおやつから大人のおつまみまで栄養たっぷりの天ぷら!ひげも使ってあることがポイントですね!

とうもろこしのひげ茶

参考 簡単手作り!とうもろこしのひげ茶COOKPAD

ひげ茶が自宅で簡単に作れるレシピです。自宅で作ればより安心ですね!

とうもろこしひげ茶のサツマイモごはん

参考 とうもろこしひげ茶のさつまいもごはんCOOKPAD

とうもろこしのひげ茶を水代わりにして、サツマイモごはんを作ったレシピです。

ひげ茶は飲むだけでなく、スープにしたり、ゼリーにしたりと香ばしさを活かした使い方が出来る優秀なお茶なのですね!

まとめ

とうもろこしのひげは、捨ててしまえばただのゴミになってしまうのですが、ちゃんと食べられますので、カットして料理に加えることもでき、天日に干してお茶も作ることができます。

とうもろこしのひげはデトックス効果に優れ、むくみや体の不調に効果を発揮します。

これまで捨てていた!という方はぜひ、とうもろこしのひげレシピにチャレンジしてみてください。

きっと、とうもろこしのひげを使う料理の意外性で、食卓の話が弾み、食卓がより豊かになると思いますよ!