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美味しいチョコレートケーキの名前 厳選10種類!

ケーキ屋さんで必ず販売されているチョコレートケーキですが、見た目は似ていてもたくさん種類があることをご存知でしょうか?

今回はチョコレートケーキの種類と、そのケーキの歴史についてご紹介いたします!

ケーキの種類が分かれば、自分好みのケーキが見つかるかもしれません。

チョコレートケーキが好きな方はぜひご覧ください!

チョコレートケーキの定義

チョコレートケーキと呼べるケーキの大まかな定義は、“主要材料にチョコレートまたはココアパウダーを使用”しているかどうかです。

チョコレートケーキといえばスポンジにココアパウダーを混ぜ込んで焼き、さらにチョコレートクリームでコーティングされたものが多いです。

では世界の有名なチョコレートケーキについて詳しくご紹介いたします。

ブラウニー

ブラウニーはケーキとしては平たく正方形もしくは長方形に焼いてあり、ずっしりとした濃厚さがありながらもサイズが小さいため食べきりやすいことが特徴的です。

ナッツやくるみ、チョコチップを入れて焼くことも多いです。

ブラウニーは1893年のシカゴ万国博覧会において、“万博で女性が気軽に食べられるスイーツを作ってほしい”という要望に応えて、シカゴにあったホテルのパーマーハウスのシェフが考案しました。

このとき作られたブラウニーにはくるみが乗せられ、表面にはアプリコットのグレースがかけられていました。

そのため、現在のブラウニーも片手で食べられるサイズで焼いて作られています。

デビルズフードケーキ

真っ黒な見た目からデビルズフードケーキと呼ばれるようになりました。

対してエンジェルフードケーキと呼ばれる真っ白いケーキもあります。たくさんのブラックチョコレートを使用しており、いかにもチョコレートを食べている!という気持ちになれるチョコレートケーキです。

スポンジはふわっと軽やかなので、見た目によらずぱくぱくと食べやすいです。

デビルズフードケーキはヴィクトリア朝時代にアメリカで考案されたと考えられています。

この時代ケーキは変わったスイーツとして楽しまれており、ふわふわとした柔らかいスポンジをもつケーキが好まれました。

レッドベルベットケーキという赤いケーキも同時期に考案されています。

シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ

シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテはドイツで有名なスイーツのひとつで、“黒い森のサクランボ酒のケーキ”という意味です。

ドイツだけでなくオーストリアやスイス、フランスでも作られ、フランスでは“ガトードフォレノワール”と呼ばれます。

ドイツのシュヴァルツヴァルト地方にある黒い森と、そこの特産品である桜桃をイメージして考案された焼き菓子です。

ココア入りのスポンジにはキルシュ入りのクリームと桜桃を挟み、周りにもキルシュ入りのクリームを塗り、削ったチョコレートと桜桃を飾るのが定番でとても可愛い見た目をしています。

サクランボ尽くしのチョコレートケーキなので、甘酸っぱさとチョコレートのハーモニーが楽しめます。

軽い口当たりのスポンジですが、たっぷりのクリームにはキルシュが含まれているためお酒が苦手な方は避けたほうがいいケーキです。

ザッハトルテ

ザッハトルテはオーストリアの首都ウィーンのホテル・ザッハー、および洋菓子店・デメルにて販売されている伝統的な焼き菓子です。

古典的なチョコレートケーキで古くから愛されています。“チョコレートの王様”の別名があるほど有名です。

チョコレート味のバターケーキのため濃厚でこってりとしたスポンジですが、塗られているアプリコットジャムの爽やかな酸っぱさとの相性がとてもいいです。

ケーキの外側にはつやのあるチョコレートがコーティングされており、見た目も断面も美しいです。

ドボシュトルテ

ドボシュトルテ1887年にドボシュという料理研究家によって考案されたオーストリアの伝統的なケーキです。

このケーキはオーストリアの皇帝の好物でもありました。

何層にもなっているスポンジの間に挟まれているほろ苦いモカクリームと、表面の甘いカラメルが口の中で合わさり、甘すぎない大人なおいしさを味わえます。

販売しているパティスリーが少ないため、なかなかお目にかかれないケーキです。

ガトーショコラ

ガトーショコラはフランス語でチョコレートのお菓子という意味です。

日本ではチョコレートケーキは軽いスポンジのケーキ、ガトーショコラはずっしり濃厚なチョコレートケーキという認識の方が多いと思います。

ブラウニーと似ていますが、作り方や材料が違います。

ガトーショコラはクラシックショコラという名前で販売されることもあり、このクラシックショコラとは格式高いチョコレートケーキという意味合いです。

ずっしりながらも重たすぎない食感と、ほとんどチョコレートからできているため、使うチョコレートの甘みや酸味を味わうことができます。

柔らかめのガトーショコラをモエルーショコラと呼ぶことがあります。

オペラ

オペラは1955年にパリの洋菓子店・ダロワイヨのオーナーパティシエであるシリアック・ガビヨンが考案した比較的新しいケーキです。

オペラ座をモチーフに作られたためオペラという名前がつけられました。

オレンジ系のリキュールを染み込ませた薄い生地を何層にも重ね、その間にはコーヒー風味のバタークリームやモカシロップ、ガナッシュを挟んでいます。

そのため食べると口の中でオレンジ、チョコレート、コーヒー…といった味わいが重なりおいしいです。

外側はぱりっとしたチョコレートで、金箔が乗っていることが多いため特別な気持ちになります。

ダロワイヨのオペラは繊細な層が特徴的でさすが元祖!といった味わいなので、食べたことがない方はぜひ食べてみてください!

フォンダンショコラ

フォンダンショコラは半分に割るととろっとしたチョコレートが溢れ出す、フランスのチョコレートケーキです。外側はガトーショコラのようなずっしりとした食感ながらも、中のチョコレートソースが絡まるとよりおいしくなります。

温かいチョコレートケーキなので、寒い冬にはぴったりだと思います。

ブッシュドノエル

ブッシュドノエルはフランスのクリスマスケーキです。

ノエルはクリスマス、ブッシュドは丸太、を意味します。丸太の形をしているのは、キリストが生まれたときに寒さから守るため、暖炉で夜通し薪を燃やしたからなどという諸説があります。

デコレーションもシンプルなものから凝ったものまであり、中のロールケーキもさまざまな嗜好を凝らして作られているため味のバリエーションが豊富です。

ふわっとしたチョコレートスポンジに軽い口当たりのココアクリームは、鉄板の組み合わせです!

ケークオショコラ

ケークオショコラはイギリス発祥の、チョコレート味のパウンドケーキです。

THEケーキ!といった昔懐かしい口当たりが特徴的で、素朴ながらもバターやチョコレートのおいしさを楽しむことができます。中にガナッシュやドライフルーツを入れて作る方も多いです。

材料はすべて同じグラムで揃えると作ることができるケーキなので、お菓子作りの第一歩として作ってみるのもいいと思います。

最後に

気になるチョコレートケーキはありましたか?チョコレートケーキの種類は他にもたくさんあります。

ぜひ参考にして自分の好きなチョコレートケーキを見つけてくださいね!