何にでも合ってサッパリと食べられる美味しい副菜、コールスロー。
いつもの食事に添えれば野菜不足の解消にも一役買います。
常備菜として、コールスローを一度にたくさん作って保存しておくと便利ですよね。
でも、コールスローって日持ちはどれくらいするんでしょうか。
冷蔵庫に保存する場合、冷凍しておく場合のそれぞれの方法と注意点をまとめてみました。
また、記事の終わりで少し変わり種のコールスローのアイディアもまとめてあるので、ぜひ日々の常備菜づくりの参考にしてくださいね。
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コールスローは作り置きに向いている!
野菜の水気を絞って、お酢やマヨネーズで和えて作るコールスローは、生のサラダよりもぐっと日持ちします。
ですから、時間のある週末に作っておけば、忙しい平日に食べる事で日々の生活で野菜をしっかりとれますね。
作り方もシンプルでアレンジも加えやすいので、とてもオススメの常備菜です。
冷蔵での保存の場合
コールスローを保存する際の基本は冷蔵保存です。
好きなレシピでコールスローを作ったら、保存容器に入れてそのまま冷蔵庫へ。
そこから食べる分だけ取り分けていただきます。
しっかり水分を絞って作ることで、3~4日程は安心して楽しめますよ。
容器に入れておくとどうしても下の方に調味料がたまってしまうので、取り分ける前に上下をひっくり返すように混ぜて均一にしてくださいね。
冷凍庫での保存の場合
「毎日コールスローじゃ飽きてしまうし、冷凍して小分けに食べたいなぁ」なんて場合には、冷凍保存も可能です。
ただし、野菜の水分がたくさん残った状態だと解凍したときに食感が悪くなったり水っぽくなったり、冷凍したマヨネーズが分離してしまったりもするので、コールスローは冷凍しないものと考える人も多いです。
でも、まったくNGというわけではなく、キャベツを一度下茹でしたり、しっかりと塩もみして、とにかくギューッといつも以上に気を付けて水分を切ることで、食感が悪くなるのを最低限に抑えることができますよ。
また、マヨネーズが控えめのレシピを使うことで分離による油っぽさを防ぐこともできます。
小さなおかずカップに小分けにして冷凍して、お弁当にそのまま入れて自然解凍で食べることを勧めるレシピもあるので、そういったものを探してみてもいいかもしれません。
コールスローを冷凍する場合は、2週間~1ヶ月がおいしく食べきる目安です。解凍は食べる前日に冷蔵庫に移したり、お弁当なら先ほど書いたように自然解凍でもOKです。
生のキャベツを冷凍してくと、時短コールスローが作れる!
紹介してきた様に、コールスローを冷凍保存するときには少し注意が必要になります。
そこで、オススメしたいのが生のキャベツを切ったものを冷凍しておき、それをコールスローにする方法です。
これならキャベツを切ったり塩もみする必要もないので、食べたいときにあっという間にできあがりますよ。
凍ったキャベツを食べたい分だけ取り出し、少し水にさらすか、耐熱容器に入れてラップをふんわり被せて軽く解凍し、ぎゅぎゅっと水気を絞ります。
冷凍することでキャベツの細胞が壊れるので、塩もみしたのと同じような食感になることを利用した時短レシピです。
その日に食べる分だけ作ってもいいですし、この方法で作ったコールスローを冷蔵で数日保存してもいいですね。
ちょっと変わったコールスローのアイディア
シンプルで簡単に作れるコールスローですが、ずっと同じものを食べていると飽きてしまいますよね。
人気のレシピなので、みなさんいろいろなバリエーションを開発されています。その中でも簡単にできておいしそうなものをご紹介しますね。
まずは、いつものコールスローにちょっと足すだけシリーズ。
粒マスタードを入れると、酸味とつぶつぶとしたアクセントが楽しい一品に。また、ツナを入れてコクを足したものも人気です。この2つはビールにもよく合うので、ちょっとしたおつまみにもなりますよ。
また、ちょっと昭和っぽいコールスローを若者っぽくするのが、アボカド入りのコールスロー。
まったりとしたアボカドがとってもおいしく、満足度の高い一品になります。
コールスローのカロリーが気になる方には、分量のマヨネーズを一部ヨーグルトに変えるレシピはどうでしょうか。サッパリとしていて、たくさん食べられるコールスローになりますよ。
また、グレープフルーツなんかを加えてもおいしいです。
もっと健康志向の方には、甘酢メインでマヨネーズをまったく使わない、和風コールスローがおすすめ。これだとマヨネーズの分離を気にしなくていいので冷凍も安心してできますね。
コールスローといえばキャベツがメインですが、白菜で作るレシピも人気です。
キャベツで作ったものよりも瑞々しく、ピリッとした白菜の風味も楽しいです。
お鍋をして残った白菜なんかを活用したいですね。
おわりに
さっぱりして飽きの来にくいコールスローは、和食にも洋食にも合う優秀な常備菜です。
色々なバリエーションで毎週末作って、忙しい平日でもしっかりお野菜を摂っていきましょう!