Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

クレソンの栄養とその効果!美味しく食べるにはどうしたらいいの?

カフェやレストランでお肉料理の添え物としてよく見かける「クレソン」。

このクレソン、添え物としてよく使われているので、脇役と思われがちなのですが、実はとっても栄養がある凄い野菜なのです。

クレソンは他の野菜と違ってあまり毎日の食事には馴染みのない野菜ですよね。

栄養があるのはなんとなく知っているけど、添え物以外にどうやって食べたらいいのかわからないという方も多いはず!

今回は、脇役にしておくには勿体ないクレソンの栄養やその効能、どんな料理に使うことで美味しく食べられるのかなど、詳しくご紹介していきたいと思います!

まずは、知っているようで知らないクレソンの栄養を見ていきましょう!

クレソンにはどんな栄養があるの?

なんといってもクレソンは「ビタミンA」が豊富です!

ビタミンAの他にも、ビタミンⅭ、ビタミンEなどの栄養が豊富に含まれ、その他にもカルシウムやミネラル分なども豊富に含みます。

ビタミンAの多さから、人参やほうれん草と同じ「緑黄色野菜」に分類されています。

ですが、香味野菜としても使用されることが多く、独特の辛みと苦みもあります。

この辛み苦みはクレソンの「シニグリン」という成分です。

簡単に説明しましたが、クレソンに含まれる栄養には具体的にどんな効果があるのでしょうか?

それぞれの効果について詳しく見ていきましょう!

クレソンに含まれる栄養、それぞれの効果

ビタミンA(βカロチン)

クレソンの代表的な栄養素「ビタミンA」ですが、強い抗酸化作用があり細胞の活性に繋がります。

私たちの皮膚や粘膜を守ってくれる働きがあり、細胞の「酸化=老化」を防いでくれる役割をはたしています。

目を保護してくれる効果もあり、目をよく使う仕事をしている方にはとても必要な栄養素です。

血液をきれいにしてくれるので血液サラサラ、動脈硬化の防止にも役立ちます。

ビタミンⅭ

体を老化させてしまう原因「活性酸素」の除去に効果を発揮し、アンチエイジングや美肌に繋がります。

また、ストレスを感じるホルモンの分泌にもかかわっているため「抗ストレス作用」が期待できます。

今はあまり見かけませんが、電子タバコでないタバコ(昔ながらの・・)を喫煙される方は、タバコを吸うことにより体内のビタミンⅭが壊れてしまうため、沢山摂った方がよい栄養素です。

ビタミンE

血流をよくし、体の細い血管(毛細血管)を丈夫にする役割があります。

コレステロール値を下げ、ガン予防にも効果があるとされています。

カルシウム

野菜であるクレソンからも、カルシウムを摂取することができます。

カルシウムは皆さんご存知の通り、骨を丈夫にし、骨の形成や抗ストレスに効果があります。

カリウム

カリウムには水分代謝を促す効果がありますので、水分代謝がうまくいかず、むくみに悩んでいる方にはとても効果が期待できます。

シニグリン

聞きなれない栄養素ですが、これはクレソンの「香り、辛み成分」です。

クレソンのちょっとピリッとする味の正体がシニグリンなのですが、シニグリンは消化促進、食欲増進の効果があり、また抗菌作用、防腐作用があります。

一緒に食べることで食中毒を防止してくれるのです。

お肉料理に添えられていることが多い理由はここにありました!

代表的な栄養素だけをピックアップしていますが、クレソンの栄養は微量のものまで含めるとご紹介しきれないほどあります。

欧米の調査では、「世界一栄養のある野菜」に認定されたことがあるほど!

これは積極的に食事に取り入れたいですよね!

クレソンの栄養を壊すことのない上手な料理法ってどうすればいいのでしょうか?

クレソンは「加熱よりも生で!」

クレソンの栄養素は、ビタミンA以外はとても熱に弱く、加熱してしまうと栄養素が半減してしまいます。

ビタミンAは熱に強いため多少の加熱は大丈夫ですが、他の栄養素を考慮して生食で頂ける調理法でお料理することがおすすめです。

最も手軽なクレソン料理は「サラダ」。

生で食べられるうえに、ドレッシングを使用することで、クレソン特有の香りや辛みを和らげることができ、さらにはドレッシングに油分を使うことでビタミンAの吸収率が上がります。

普通のサラダに飽きてしまったら、こんな生クレソンのアレンジレシピも!

クレソンとパプリカの生ハムロール

加熱調理時の注意点

クレソンの栄養は加熱で半減するものの、加熱してもシャキシャキした食感や風味が楽しめます。

加熱するときの注意は「火を通し過ぎない」ことに気を付けましょう。

もともと熱に弱い野菜なので、火を通し過ぎるとすぐにくたくたになってしまいます。

茹でる場合も、炒める場合も「さっと火を通す」くらいにしておきましょう。

余熱調理でも十分、というレシピがありましたのでご紹介します。

クレソンと新玉ねぎのパスタ・バターソース

最後に

クレソンの栄養を見てみると、私たちの体全体の「若返り」に効果を発揮してくれるすごい野菜でしたね!

実は私も、クレソンの存在をよく知らなかった若かりし頃はレストランで肉料理の付け合わせのクレソンを端によけていた記憶があります。

今になってみるとなんてもったいないことをしていたのか!!端によけるなんてとんでもないですね。

ましてや添え物イメージのままにしておくには本当に勿体ないどんどん日常の食卓に取り入れたい野菜がクレソンです。

生のサラダだと味が少し苦手という方はドレッシングの味を濃くアレンジする。

それでも辛かったら火を通して、香りを飛ばしてから少量ずつ慣れていくとチャレンジしやすいと思います。

世界一栄養のある野菜!是非沢山食べて健康な生活を送りたいですね!