秋になるとこれからさつまいもの美味しい季節です。
焼き芋、スイートポテトなど昔から女性に大人気ですよね!
そんなさつまいもが妊娠した時食べると良いとか、妊婦にオススメの食材として取り上げられますが、実際どんな栄養がどんなところに良いのでしょうか?そのヒミツに迫りたいと思います。
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さつまいもの栄養と妊婦にいい点は
妊婦になると便秘になったり、むくみや冷え性などいろいろな体の不調が出てきますよね。
私も妊娠した際はむくみや、お腹が大きくなるにつれて元々冷え性だったのがさらにひどい状態に。
夏でもお腹に腹巻を巻いていました。
さつまいもを食べるとこのような症状が良くなるのでしょうか?
食物繊維
ご存じの通り食物繊維には便秘を解消する効果があります。これをさらに高めてくれる栄要素があります。
ヤラピン
さつまいもを切ると白い液状のものが出てきますよね。これがさつまいも独自の栄養素のヤラピンです。
腸の運動を促し便の緩下作用があるので、おならが出ると言われるのもこの栄養素の影響ですね。
カリウム
カリウムは体内のナトリウムを排出する効果がありますので、むくみの解消になります。
ビタミンE
ビタミンEには毛細血管を丈夫する効果と血液の健康を保つ効果があるので、冷え性の改善や血液がサラサラになり胎児に栄養を送る際により多くの新鮮な酸素や栄養を送ることが出来ます。
葉酸
妊婦のサプリメントとして有名な葉酸には神経管欠損症などの胎児の先天性奇形の予防、貧血の防止、母乳の出を良くするなどの妊婦にとっては注目の栄養素です。
ビタミンC
さつまいもにはリンゴの5倍以上含まれています。
ビタミンCは美容として有名ですが、ほかにも血糖値やコレステロールを下げる、免疫を高め風邪の予防などの効果があります。
妊娠中は薬などあまり使用できないので、免疫力を高めるためにも進んで摂取していきたいですね。
ビタミンEにもあった冷え性改善効果ですが、ビタミンCも効果がありますよ。
その他
他にもカルシウムやビタミンB1、βカロチンなどが含まれています。
こう見ると妊娠による不調をほぼ改善くれるんですね!さつまいもが良いと言われるもの納得です。
さつまいものここに注意
食べ過ぎ
妊娠中にピッタリなさつまいもはデンプンという炭水化物が多く含まれていますので、食べ過ぎる体重増加の原因に…
妊娠中は体重制限などあるので、1日1本でも栄養素は摂取できるので食べ過ぎは注意しましょう。
土の付いたさつまいもは良く洗う事
さつまいもの土にはトキソプラズマ菌という、妊婦が通常より20倍かかりやすいと言われている菌がいる場合があります。
これは猫のフンなどから感染するものなので、家庭菜園で作ったさつまいもは特に注意をしましょう。
土がついている場合は良く洗う事、万全を期したい時は皮を取り除くことをオススメします。
しかし、加熱することにより菌は死滅するので極端に神経質にならなくても大丈夫ですよ。
一口メモ
ビタミンCは壊れやすい栄養素ですが、さつまいものデンプンが保護してくれるので加熱しても多く摂取することが出来ます。
妊婦に限らす、周りで困っている人がいる時はさつまいもの効果を教えてあげたいですね。