必ず家にあるといってもいい野菜のひとつが玉ねぎではないでしょうか?
玉ねぎは色々な料理に欠かせないものだからこそ、無くなれば買い足すことが多い食材だと思います。
比較的安く購入できることも多く、たまにキロ単位で安く売られていることもありますよね。
よく使うからこそ、安いのであればキロ単位で買ってもいいかなと思うけれども玉ねぎの賞味期限はどれくらいなのでしょうか?
また、芽が出てきた玉ねぎは食べられるのでしょうか?
玉ねぎの賞味期限
まずは玉ねぎの賞味期限はどれくらいかを見ていきましょう。
玉ねぎは常温保存をしますが、常温保存をした状態で賞味期限は大体1~2か月とされています。
そんなに日持ちするの?と思うかもしれませんが、玉ねぎは春先に出回る採れたての玉ねぎを1か月ぐらい乾燥させてから売られているものです。
そのため、乾燥と同じような状態で保存をすれば1~2か月は大丈夫なのです。
ただし、常温保存でも風通しの良いところに保存するというのがポイントです。
100円均一などで売られている玉ねぎの保存袋は、風通しもよく保存出来るのでおすすめですよ。
ちなみに、玉ねぎをみじん切りなど切った状態で冷凍保存することもありますが実は冷凍保存でも賞味期限は1~2か月となっています。
常温保存してもほとんど変わらないのです。
芽が出たら食べられない!?
玉ねぎを常温保存すると1~2か月賞味期限がありますが、スーパーの売っている状態などでも多少鮮度が違うことがあります。
玉ねぎは袋でいくつか一緒に入って売られていることが多く、その全てがいい状態とは限らないですよね。
そのため、鮮度があまりよくないものが入っていると、賞味期限の1~2か月経たないうちに玉ねぎから芽が出てきてしまうことがあります。
この場合、もう玉ねぎは食べることは出来ない?と思ってしまいがちですが、食べることは出来ます。
しかし、旨味などは無くなっていることがほとんどですので、思い切って捨ててしまうというのも選択肢の1つです。
玉ねぎは、カビ・異臭・ぬめりなどが出ていたり、切った時中身が茶色く変色している、汁が出ているなどになっていれば腐っているのでこの場合には処分するようにしましょう。
芽が出た玉ねぎは栽培に使おう!
芽が出た玉ねぎを食べることは出来ますが、あまり美味しくないということで栽培するという手段を取るのも1つのアイディアです。
玉ねぎから芽が出てしまっている場合に土の中に入れることで栽培が可能です。
ご自宅で家庭菜園など、野菜を栽培しているスペースがあるのであれば、そこへ植えてあげましょう。
そういう場所がない場合でも、プランターなどで玉ねぎを育てるスペースを作ることが出来ます。
育て方はまず、芽が出てしまった玉ねぎはすぐに土の中に入れるのではなく、最初は水の中で育てるのがオススメです。
玉ねぎを入れることができるようなコップまたはペットボトルを切ったものなど水をはれるものであればOKです。
芽が出た玉ねぎを水の中入れておくことで、玉ねぎの芽がどんどん伸びてきます。
芽の成長とともに、玉ねぎはしぼんできます。
ですが、しぼんだ玉ねぎの中をみると、育った芽の数と同じ数の子玉ねぎが出来ているのです。
子玉ねぎを分けて、土の中に植えればいつも食べている玉ねぎを栽培することが出来るのです。
まとめ
玉ねぎの賞味期限は、常温で風通しの良い場所に置いて1~2か月です。
カビ・異臭・ぬめり・中身が茶色に変色・汁などがでている場合には、もう食べられない状態になっているので、処分するようにして下さいね。
さらに、玉ねぎは芽が出ると食べられないと思っている人もいますが、玉ねぎの芽は食べることが出来るので芽が出ているからといって処分はせずに普通に料理に使う事も可能です。
ちなみに、芽が出た玉ねぎは栽培して新しい玉ねぎを作ることもできるのでそういった利用の仕方をしてもいいですよ。