日本人だけではなく、最近では海外でも大ブームとなっているお寿司ですが、どう食べれば一番お寿司を美味しく食べられるか…知っていますか?
今回は一番美味しくお寿司を食べる事が出来る順番や、ガリやお茶の有効的な活用方法をご紹介します。
ネタを食べる順番
お寿司を食べる時、何も考えずに好きなお寿司から食べるのも勿論良い事だとは思います。
しかし、お寿司の中には繊細な味を特徴とするネタや、かなり強い味を特徴にするネタがあるなど、その味は様々です。なので、順番を考えずに食べてしまうと、味がしないなど折角のネタを美味しく食べられない可能性もあります。
そんな事にならない為にも、お寿司にはオススメの食べる順番が存在します。
まず、一番最初に頼まなければいけない、又はお皿に載っているのならば食べておきたいのは白身魚(代表例:ヒラメ、タイなど)です。白身魚は味が非常に淡泊なので、余り味が濃ゆい物の後に食べてしまうと本来の美味しさを味わう事が出来ません。
その次に食べたいのは赤身魚。赤身魚(代表例:トロ、マグロ、サーモンなど)は白身魚より味も濃いので、この順番で食べればよりはっきりと白身魚との味の違いを楽しむ事が出来ます。
ここで上手に利用したいのがガリとお茶です。赤身魚の味になってしまった口を、ここで一度リフレッシュさせて、次のお寿司をしっかりと味わえる状態にしてから取り掛かるのが賢明です。
そして、ガリとお茶でしっかりリフレッシュ出来てから取り掛かりたいのが、光り物と呼ばれる種類の魚です。(代表例:アジ、サバ、サンマ、コハダ)
光り物は臭みを消す為に生姜などが添えてあって結構濃い味になりますので、このタイミングだとガリとお茶のおかげで赤身魚の味と喧嘩する事なく美味しく頂けます。
そして、エビやイカ、タコなどを先に食べ、最後に一番味が濃いお寿司(代表例:アナゴ、ウニなど)を食べると良いでしょう。
ガリとお茶はリフレッシュ係
上記の事で分かるように、ガリとお茶はお寿司の味を口から消して、一度リフレッシュさせてくれる役割を担っているのです。
なので、ガリをがっつりとお寿司に乗せて食べる人もいますが、本来の役割も頭の隅に入れておくと良いでしょう。
通な人は玉子!
お寿司屋さんのレベルを測る為に、通な人は一番最初に玉子を頼むそうです。その理由として、『玉子の味を知れば、そのお寿司屋さんのレベルが分かる。』から。
なので、もし『少しツウな所を見せたいな…。』『このお寿司屋はどんな味なんだろう?』なんて思う時は、一番最初に玉子を味わってみてください。
終わりに
上記の一番そのネタの魅力が分かる食べ方を参考に、美味しいお寿司を楽しんでくださいね。