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きゅうりに栄養は無い!? 食べても意味がない?

昔から私たちの食卓に馴染みの深い野菜、きゅうり!

サラダや酢の物、そのままでも美味しくて老若男女人気の高い野菜なのですが、きゅうりって瑞々しいだけでほとんど栄養がないというイメージが強いですよね。

栄養的な効果がないのなら、食べても意味はないのでしょうか?

それなのになぜよくたべられているのでしょうか?

しかも、栄養の無さはギネスで認定されてお墨付きという噂も・・!今回はきゅうりの謎に迫るべく、きゅうりに栄養はあるのか?その栄養には効果があるのか?ギネスの噂は本当なのか?など、詳しくご紹介していきたいと思います!

まずは、きゅうりに栄養があるのかどうかを見ていきましょう!

きゅうりに栄養がないは誤解!

きゅうりにだって栄養はあります!

きゅうりは色が薄いので淡色野菜に分類されます。

ビタミンⅭやKが豊富に含まれており、ミネラル分ではカリウム、モリブデン、その他食物繊維を含みます。

これらの栄養素はどんな栄養効果があるのか詳しく見ていきましょう!

きゅうりの栄養とその効果

きゅうりはその95%がなんと水分で出来ています(ほとんど水ですね・・)

ですが、その水分の中にもビタミン類が溶け込んでいます。

代表的なものだけ抜粋して栄養効果をご紹介していきます。

ビタミンⅭ

私たちの皮膚や粘膜の代謝を助け、シミの原因となる物質の生成を抑制する働きがある美白、美容に効果があります。

抗ストレス作用があるので、ストレスを多く抱える方や喫煙者の方は多く摂りたい栄養素です。(喫煙することで体内のビタミンⅭは壊されます)

ビタミンK

出血したときに、血液を止める「かさぶた」を作る材料「プロトロンビン」の材料となります。

ビタミンKが不足するとこのプロトロンビンがうまく作られず、血が止まらなくなります。

また、血液凝固の逆で血液をスムーズに流す働きも同時に行っています。

ビタミンKは血流になくてはならないビタミンなのです。

また、カルシウムをコラーゲンと合成させ、骨に沈着させる働きをもっており、骨の形成に不可欠なビタミンです。

カリウム

私たちの体内の水分量や、血液の濃度の調整をする働きを持っています。

水分代謝がうまくいかないと、むくみを引き起こしたり、血中の濃度が濃くなりすぎると高血圧になってしまうので、私たちの体には必要不可欠なミネラル分です。

モリブデン

聞きなれない成分ですが、とても重要な「解毒」の役割を果たします。

肝臓や腎臓に存在し、人体に有害となる物質を分解する酵素の材料となっています。

糖質や脂質の代謝を高める補助的な役割を果たし、貧血防止にも効果があります。

こんなに栄養があるのに、「キュウリの栄養の無さはギネス認定!」と噂されるのは何故なんでしょう?

その真相を見ていきましょう!

ギネス認定の噂は本当?!きゅうりには〇〇がない!!

「Least calorific fruit」ギネスに登録されているきゅうりのことなのですが、日本語に訳すると「世界一熱量を発しない果実」です。

世界一熱量を発しないということはつまり、「カロリーが低い」ということなのですね!熱量=カロリーであって、栄養素の話ではないのです。

したがって、栄養価が世界一低いというのは誤解なのです。

そして、アメリカでは「実ったもの」は全て「フルーツ」と分類するらしく、トマトもそうですが、野菜ではなくフルーツなのだそうです。

とにかく、栄養がないなんていうきゅうりの誤解が解けてよかったですね。

ちなみに、きゅうりは1本約100gで14キロカロリー。本当に低カロリーの野菜ですね。

きゅうりに栄養があるとわかったところで、大事なキュウリの栄養素を最大限に活かす調理法をご紹介していきます。

きゅうりの栄養を損ねない上手な調理法

水になるべくさらさない

きゅうりに含まれるビタミンC、Kは水溶性ビタミンに属しており、水に非常に溶けやすい性質を持っています。

ですから、輪切りなどして冷水にさらしてしまうと、さらした水にビタミン類が溶け出てしまうので、おすすめできません。

調理に水を使う際はスープや汁物にして、溶けだしているビタミンも一緒に摂取できるようにしましょう。

生食がベター

きゅうりはもともと生食用に作られている野菜なので、火にかけてしまうと食感を損ないます。

併せてビタミン類も加熱により壊れてしまうので、生食で食べるのがベストな食べ方でしょう。

水にさらさなくてよい調理法のきゅうり料理のレシピをご紹介します!

きゅうりのおススメレシピ

きゅうりの甘酢和え

参考 きゅうりの甘酢あえレタスクラブ

暑い季節にぴったりの、さっぱりとしたレシピですね!

きゅうりと胡麻味噌の冷や汁

参考 *胡瓜と胡麻味噌の冷や汁*ローフードCOOKPAD

九州の郷土料理、冷や汁を作りやすく、食べやすくしたレシピです。夏バテにとても効果がありそうですね!

まとめ

きゅうりは栄養がないイメージから食べても意味がない、なんて言われていましたが、実はビタミンやミネラルを含み、その栄養は私たちの体にとても大切な役割を果たしています。

そして、ギネス認定済みのカロリーの低さ!

これは体形を気にする方やダイエットしている人にはとても魅力的な野菜なのではないでしょうか?

我が家も冷蔵庫にはきゅうりを常備していて、寝る前お腹が空いてしまって眠れない!という時はきゅうりを食べるようにしています。(主に食べ盛りの子供用ですが・・)食べやすく、低カロリーで栄養もあるきゅうり。

これから暑くなる季節ぜひ、沢山食べてくださいね!